サンゴ草の季節
2009/09/04 00:12

昨日も今日も北海道らしいとても爽やかな晴天でした。
陽射しがあるので今日の日中の最高気温は26度まで上がりましたが、爽やかで心地よい風が吹きぬけ、本当に気持ちいい天気でした。
網走の秋の風物詩となっている能取湖のサンゴ草もだいぶ赤く色付いてきました。写真は今日のサンゴ草の様子です。
今年の夏は気温が低い日が多かったせいか、いつもより早い感じがします。
もう観光のお客様にも十分楽しんでいただける状況ですが、これから更にもっと赤くなっていきます。
5連休最初の19日・20日の2日間は毎年恒例の「さんご草まつり」も開催されます。
ザリガニフォーラム
2009/09/01 22:13

先日お伝えしたとおり、30日に美幌博物館でザリガニフォーラム「特定外来生物ウチダザリガニの現状と将来」が開催されました。上の写真は8月16日に撮影したウチダザリガニです。
事前に新聞でも報道された事もあり、また、関心も高かったようで、約40人もの方々が来て下さいました。
私はお手伝いで受付と写真及びビデオ撮影を担当しました。
午前中は博物館内でまず、国立環境研究所 環境リスク研究センターから来られた西川氏による「侵入種ウチダザリガニとどう向き合うか?」と題した講演が行われ、その後美幌博物館の町田学芸員から「美幌におけるウチダザリガニの生息状況と防除の取り組み」と題した報告、そして一般の参加された方々との質疑応答が行われました。

午後は昨年ウチダザリガニを発見し、防除作業を行ってきた場所へバスで移動、参加者の皆さんも胴長を履いて川に入り、タモ網を使って実際にウチダザリガニを捕獲してもらいました。
しかし、昨年も今年も既に私達が防除作業を行ってきた場所なのに、大きな個体も含め、皆さんの網に次々と簡単にウチダザリガニが入ります・・・。
40人という大人数だったこともあり、僅か30〜40分で合計約300匹にもなってしまいました。

川から上がり、皆さんが捕獲したウチダザリガニを持ち寄り、じっくりと観察しながら、西川先生が実物を手にしてオスメスの見分け方や特徴などを解説されました。

今回のザリガニフォーラムは多くの方々が参加されました。
外来種問題はいろいろと難しい部分も多いと感じることもありますが、まずはより多くの人達に関心を持ってもらう、知ってもらうことが大事だと思います。
地元小学生の自然観察学習
2009/08/28 22:09

5月に網走市街地から濤沸湖畔の北浜に転居し、北浜の住民として湖畔や海岸の清掃、お祭りの準備作業など、地域活動にも参加していますが、昨日(28日)は濤沸湖畔で地元北浜の白鳥台小学校の自然観察学習が行われ、網走のガイド仲間2人と共に私もボランティアで講師を務めさせていただきました。
今回の自然観察学習の対象となった子ども達は5年生と6年生合わせて20人。
子ども達は最初に湖畔の湿地を流れる小さな川でそこに棲むドブ貝やスジエビなどの小動物を観察した後、白鳥公園に移動して野鳥観察。
この時は大スターのオジロワシ、タンチョウは残念ながら現れてくれませんでしたが、それでも子ども達は一生懸命フィールドスコープを覗きながらアオサギやマガモなどを観察していました。
野鳥観察の後は白鳥公園の観察舎の中で、濤沸湖畔で主に7月下旬から8月中旬にかけて見られるヘイケボタルについて私の方からお話させてもらいました。
地元の子ども達が地元の自然について学ぶのは大変意義のある事だと思っていましたので、そのお手伝いをするお話を頂いた時はとてもやりがいがあると感じましたし、準備にも熱が入りました。
今回は午前中の2時間弱という時間でしたが、もっと子ども達に伝えていきたいという思いもあります。また機会もあるようですし、子ども達には自分達の地元の自然の素晴らしさを、楽しみながらもっと知ってもらえたらと思っています。
ウチダザリガニ
2009/08/23 19:38

昨年からこのブログでも何度かお伝えしてきた特定外来生物「ウチダザリガニ」
今年も昨年から引き続き、美幌博物館による駆除調査作業が行われており、私も時間があるときは作業に参加しています。
先週日曜日(16日)にも駆除調査に行ってきましたが、この日は農大の学生達も含め、12人で、午前と午後合わせて捕獲した数はなんと987匹!最大個体は体長103ミリでした。上の写真はその時のものです。
昨年5月に網走川水系で初めて公式に確認し、環境省の許可を得て駆除調査を始めたのが昨年の8月。ちょうど1年になりますが、ここまでの累計数は6618匹になったそうです。
絶滅危惧種でもあるニホンザリガニと競合するなど、在来の生態系に影響を与えるため、これ以上増殖するのを防ごうと、駆除していますが、美幌博物館では捕獲したウチダザリガニを有効活用する試みとして、ウチダザリガニを肥料にする実験をしています。
これは昨年から捕獲し、冷凍保存してきたウチダザリガニを粉砕し、おから、米ぬか、籾殻と混ぜ合わせ、発酵させて土に混ぜ、そこにミニトマト、ハツカダイコン、アサガオを植えて、それぞれザリガニを混ぜたものとザリガニを入れてないものとを比較するというものです。
そして先日聞いた話ではミニトマトはザリガニの有無による違いはあまり無かったそうですが、ハツカダイコンはザリガニを入れたものがザリガニ無しのものより2倍の重さがあったそうです。
作物によってザリガニ肥料の効果は違うようですが、引き続き実験を続けていくとのことでした。
美幌博物館でウチダザリガニ駆除調査を始めてちょうど1年ということで、茨城県つくば市にある国立環境研究所から専門の講師の方をお招きし、今月30日に「特定外来生物ウチダザリガニの現状と将来」と題したザリガニフォーラムが開催されます。
既に申し込みは締め切られましたが、大きな反響があったそうです。
このザリガニフォーラムでは、午前中は館内で講演、意見交換が行われ、午後はこれまで私達が駆除調査を行ってきた現場に行き、一般参加者の方々に実際のフィールドでのウチダザリガニを見ていただきます。
もちろん私も博物館スタッフとしてお手伝いします。
そういえばこの1年、ザリガニといえばウチダザリガニばかりでニホンザリガニとはご無沙汰だな〜と思っていたんですが、先日所用で外出した時についでに寄ってみた川で久々にニホンザリガニと会いました。下の写真がそうですが、この1年ウチダザリガニばかり見てきた私にとっては見るからに穏やかなその姿にちょっと癒されました。
この2匹はいずれも体長4センチ程度の小さな個体ですが、手前の色は大変希少なものです。
奥の通常色の個体とともに水温管理に気を付けながら美幌博物館に持って行き、寄贈しました。現在1階ホールの水槽で公開展示しています。

カラフトマス遡上始まりました
2009/08/10 20:01

先週から網走もようやく夏らしい天気が続くようになりました。
今日の網走の気温は最低気温18.6度、最高気温23度でしたが、日なたでの体感温度は30度くらいに感じるくらい、日差しは夏らしい厳しいものでした。
写真は今日の網走湖です。
先週はテレビ撮影のお手伝いをしていましたが、ちょうどその撮影の初日から夏らしい好天が続き、撮影には好都合だったものの、日陰が全く無い場所での撮影だったため、かなり日焼けしてしまいました。人と会うたびに「また一段と焼けたね〜」と言われます。
今回の番組は9月にまた撮影し、10月に放送予定ですので、放送日が近くなったらまたこのブログでもご案内しますのでお楽しみに。

網走の川でサケの仲間カラフトマスの遡上が始まりました。
今月に入ってから話では聞いていましたが、自分の目で確認したのは今日が初めてです。
この写真のカラフトマスは体の中央部から後ろが白く傷付いていますが、既に産卵床を掘ったのでしょう。

市内を流れる網走川ではこのカラフトマスやサケを捕獲するためのウライの設置作業が、ちょうど始まったところでした。



