オホーツクだより

網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」オーナーブログ

ミズバショウそして幻氷が見られました

2014/04/20 21:15
 
今日の網走では午後に「幻氷」と呼ばれる上位蜃気楼現象が見られました。これは海面の温度が低くて大気の温度が暖かい時に空気の密度に差ができ、光が屈折して実際の流氷の上にその流氷の虚像が浮かび上がって見えるもので、水平線の向こうに見えなくなっていた流氷がぼわっと浮かび上がって見えることもあります。

今日の網走は最低気温が-3.5度、風も無い晴天でしたが、昼過ぎまでは気温が低く、気象台の記録によると正午でも+2.6度。私は午前中、濤沸湖や網走湖周辺を見て周り、13時過ぎに帰宅した時点では蜃気楼は出ていませんでした。
ただ、東の方、知床半島側に流氷帯が見えていたので2階から望遠で撮影したのがこの写真です。
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そして1時間余り経った時に流氷の見え方がおかしい事に気付き、蜃気楼だと思ってほぼ同じアングルで撮影した写真です。
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その後更に北側の水平線付近にも出現しました。
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今日の最高気温は+5度でしたが、これは16時49分に観測されたものです。正午の+2.6度から午後に気温が上がっていったので見られたのでしょう。18時頃にはもう消滅し、知床方面の流氷帯が白い線として見えるだけになっていました。



話が前後しますが、午前中は濤沸湖周辺から網走湖周辺を見て周りました。小清水原生花園はゴールデンウイークから施設や遊歩道がオープンするはずですが、入口の踏切はまだこんな状態。
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濤沸湖の北浜側のミズバショウ群生地もまだ雪が積もっている部分が多いですが、融けている所では今日初めて白い仏炎苞が出ているものが見られました。まだ数えるほどですけどね。11時過ぎに撮影。
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そして網走湖は現在でもこんな状態で、湖口付近の融解が進んでいません。見た目は真冬とあまり変わらないような結氷状態です。私が網走に住んでからはこの時期にこれほど氷が融けていないのは初めてです。
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有名な呼人のミズバショウ群生地もまだ積もっている部分が多いです。ちょうど札幌からの特急オホーツク1号が走ってきました。
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それでも雪が融けた場所ではやはり白い仏炎苞が出始めています。やはり濤沸湖よりも網走湖の方が早いですね。
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濤沸湖も網走湖ほどではないですが、いつもより氷の融解が遅れています。
それにしても網走湖、完全に氷が融けるのはいつになるかな~。
 

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プロフィール

金指 功(かなざし いさお)

  • Author:金指 功(かなざし いさお)
  • 2004年に埼玉県からウトロのホテル勤務を経て網走に移住。
    2007年2月から網走自然ガイド「オホーツク遊楽倶楽部」として網走の自然の魅力を伝えてきました。
    そして2013年、オホーツク遊楽倶楽部は網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」に生まれ変わり、新たな出発をしました。

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