オホーツクだより

網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」オーナーブログ

ウチダザリガニの肥料作り

2013/04/03 20:54
 
130403みらい農業センター002
2008年の夏から美幌博物館で取り組んでいる特定外来生物に指定されているウチダザリガニの駆除作業ですが、捕獲したウチダザリガニは体長体重など、データを記録した後冷凍保存しています。

在来の生態系に大きな影響を与えることからやむなく駆除していますが、その命を無駄にしないで有効活用しようと、現在ウチダザリガニを肥料として活用しようという試みが行われています。
自然界では全ての生物はその生涯を終えても決して無駄になることは無く、様々な形でその命は他の動植物に引き継がれていきますからね。

今日、その冷凍保存してきたウチダザリガニの肥料作りの作業があるということで参加してきました。
上の写真はシートの上にザリガニを出しているところです。


そして先ず機械で出来るところまで大雑把に砕きます。
130403みらい農業センター004

その後各自ハンマーを持って手作業でザリガニの原形が無くなるまで砕いたりすり潰したりしました。
130403みらい農業センター005

その後はおからと米糠と籾殻を適度に水を加えながらザリガニと混ぜ合わせます。
今日の作業はここまでで、その後たまに混ぜ返しながらじっくりと発酵させていくそうです。
130403みらい農業センター006



話し変わりますが、今朝の北海道新聞第3社会面の「朝の食卓」というコラムに美幌博物館の学芸員さんがトゲウオについて書かれていました。私もこれまでトゲウオについていろいろと教えて頂いていましたが、現在美幌博物館の1階ロビーにある大きな水槽にそのトゲウオが入っていて、こんなものが見られます。
130403トゲウオ巣001
水草は作り物ですが、そこに引っ掛かっているカラフルな丸い物体はトゲウオのオスが作った繁殖のための巣です。
ちょうど繁殖期に入ったトゲウオはオスが巣を作りますが、私は今日これを見たときに、学芸員さんが巣の模型を作ったのかと思って聞いてみたところ、様々な色の木綿糸を細かく切って水槽内にばら撒き、それをオスのトゲウオが自分で拾って作ったのだそうです。

実際の自然界では水底にある枯れた水草などで作るそうですよ。
 

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プロフィール

金指 功(かなざし いさお)

  • Author:金指 功(かなざし いさお)
  • 2004年に埼玉県からウトロのホテル勤務を経て網走に移住。
    2007年2月から網走自然ガイド「オホーツク遊楽倶楽部」として網走の自然の魅力を伝えてきました。
    そして2013年、オホーツク遊楽倶楽部は網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」に生まれ変わり、新たな出発をしました。

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