オホーツクだより

網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」オーナーブログ

美幌博物館特別展のお知らせ

2012/08/16 21:38
 
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いつもお世話になっている美幌博物館で今月26日から特別展「不思議なトンボの世界」が始まります。
トンボは古くから身近な昆虫として親しまれてきました。また「勝ち虫」とも呼ばれ、縁起の良い虫ということで武士の兜や鎧など、武具の装飾などにも使われるなど、日本の文化に深く浸透しています。
そんなトンボについて、これまでの特別展・企画展と同様に今回も手作りのジオラマや模型なども使い、楽しく紹介していこうというものです。


例によって展示する模型作りにまた私も参加。先月中旬から時間がある時に博物館に通い、実物大のトンボの模型を作ってきました。
作ったのは日本の固有種であり、またトンボの原形として生きた化石とも言われるムカシトンボです。
この実物大の模型をどのように作るのか、最初は担当の学芸員さん含め、皆で悩みながら様々な材料を使って試行錯誤。そのうち学芸員さんは木の棒から削り出しで、私は樹脂パテを練りながら先ずは手で出来るところまで大体の形に整形してそこからルーターなどを使って削り出すという方法で作っていくことにしました。
本物の標本や図鑑の写真を見ながら細かいディティールの表現に悪戦苦闘しましたが、昨日(15日)ついに完成しました。
これは産卵している姿を製作中のもので、先月28日に撮影。
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そして完成した姿。
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同じく先月28日、飛行中の姿を製作中。
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完成した姿。
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自画自賛になりますが、なかなかいい出来でしょう!
足はケバケバ感を出すために紐をほぐした繊維を細い針に巻き付けてボンドで固定して折り曲げました。
肝心のあの細かい網目模様が入った翅は学芸員さんがパソコンで薄い透明なシートに印刷しました。
完成してみたら私達が思っていた以上の出来で、私自身だけでなく、担当の学芸員さんも大満足の様子。


本物の標本と並べてみました。左の2匹、白いラベルが付いている方が本物です。
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今後これらの模型をジオラマに配置したり、他の展示物の準備など、まだやる事がありますが、難関だった実物大模型が完成したことで自分の任務完了。とりあえずホッとしました。
特別展「不思議なトンボの世界」は今月26日(日)~10月28日(日)までの2ヶ月間開催されますのでぜひご覧下さい。
 

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プロフィール

金指 功(かなざし いさお)

  • Author:金指 功(かなざし いさお)
  • 2004年に埼玉県からウトロのホテル勤務を経て網走に移住。
    2007年2月から網走自然ガイド「オホーツク遊楽倶楽部」として網走の自然の魅力を伝えてきました。
    そして2013年、オホーツク遊楽倶楽部は網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」に生まれ変わり、新たな出発をしました。

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