オホーツクだより

網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」オーナーブログ

タンチョウ

2009/10/30 14:11
 
11月8日まで毎晩開催されている観光イベントの仕事で帰宅が遅く、このブログの更新も滞りがちになってしまい、すみません。

この写真のタンチョウは毎年濤沸湖で繁殖しているもので、このブログでも時々紹介してきました。
3月中旬頃に釧路方面の給餌場からやってきて濤沸湖畔の葦原の中で繁殖、11月~12月頃に、成長し、飛べるようになった子どもを連れて越冬のため、また釧路方面の給餌場へと去っていきますが、前回の冬は湖畔の農家が餌をやっていたみたいで、濤沸湖に留まっていたようです。
一昨年、昨年と2年続けて残念ながら繁殖に失敗してしまいましたが、今年は2羽の雛が無事成長したようです。

6月頃から小さな雛2羽を連れて歩くこの夫婦を見るようになり、ガイド仲間達とも「今年こそは無事に雛が育ちますように・・・」と祈りながら見守っていました。
夏の間は距離が遠くてなかなか撮影できなかったのですが、昨日、収穫が終わった近くの畑でオオハクチョウ達と一緒にのんびりと落穂拾いをしているこのタンチョウ家族を撮影する事ができました。
首から上がまだ茶色いのが子どもです。無事に大きくなり、親の後を追いかけて飛べるようになりました。これからも自然界の中でたくましく育ち、美しく立派な成鳥になってほしいものです。
091029-1.jpg

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091029-3.jpg




上記の記事は本日(30日)14時頃書いたものですが、今晩のイベントが強風で中止になりましたので話し付け足します(笑)

話題変わりますが、タンチョウで思い出した、多分このブログには今まで書いた事が無いことを。
以下の写真は2年前に札幌駅で撮影したものです。

071001スパおお前

JR北海道の特急「スーパーおおぞら」 札幌と釧路を千歳線、石勝線、根室本線経由で結ぶ列車です。網走とは縁が無い列車ですから、網走に移住してからは乗ってないのですが、旅行者として北海道を訪れていた頃に乗ったことがあります。
沿線自治体が出資して線路の高速化改良工事を行い、JR北海道が総力を挙げて開発した高性能車両によって札幌~釧路の所要時間を大幅に短縮したなかなか凄い列車で、私も初めて乗った時は「在来線のディーゼル列車でこんなに速く走れるのか!」と、その高速運転に感動したものでした。

「スーパー」が付く前、特急「おおぞら」の時代から釧路と縁の深い列車でしたので、前面のヘッドマークには釧路湿原の象徴的な存在でもあるタンチョウが描かれており、高性能車に置き換えられて「スーパーおおぞら」になっても前面のLED表示板には2羽のタンチョウの姿が表示され、英語表示と日本語表示が交互に切り替わる際、左右のタンチョウも交互に羽を広げるというちょっとした楽しい演出がなされています。
071001スーパーおおぞら005
071001スーパーおおぞら006

と、まあ「スーパーおおぞら」とタンチョウの関係はここまでは以前から知っていました。
そして2年前、所用で札幌へ行った時、札幌駅を発車していく「スーパーおおぞら」が目に入りました。
特に珍しくも無い光景なのですが、何気なくその発車シーンを見ていたら初めて気が付いたことがありました。全車両の側面の行先表示板には行先の「釧路」と表示されているのではなく、翼を大きく広げて舞い上がるタンチョウの姿が表示されていたのです。
今まで何度も見てきた列車なのに、こんな演出もあるとはこの時まで気が付かず、ちょっと感動でした。
この時は「へぇー!」って感じで終わったのですが、用事を済ませた数日後、改めて札幌駅で「スーパーおおぞら」の発車をじっくり観察してみました。
以下、発車の際の側面表示の変化です。

発車時刻前、ドアが開いてる時は普通に行先を日本語と英語で交互に表示しています。
071001スパおお側日

発車時刻になり、ドアが閉まり始めるとタンチョウが現れます!
車掌さんが操作するドアのスイッチに連動してるのかな?
071001スパおお側ドア操

ドアが完全に閉まると翼を広げた飛び立つ直前の姿に変わります。
071001スパおお側ドア閉

そして大馬力のディーゼルエンジンが轟音をとどろかせ、列車が動き出すとタンチョウも舞い上がります。編成の全車両がこの姿を表示してホームを滑り出す様子はいかにも「旅立ち」という感じがして感動的でした。
071001スパおお側発車



本物のタンチョウはこれまでもこのブログに時々書いてきましたが、この話しはつい書きそびれていました。
2年前に気が付いて撮影した写真ですが、今でも多分この表示はしてると思いますので、旅行で来られた時に札幌駅や釧路駅などで「スーパーおおぞら」を見る機会があったらちょっと注意してご覧になられたらいかがでしょうか。

でもね、ドアを閉める時から発車する時にこの表示になるので、乗ってしまったら見られません(笑)





 

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プロフィール

金指 功(かなざし いさお)

  • Author:金指 功(かなざし いさお)
  • 2004年に埼玉県からウトロのホテル勤務を経て網走に移住。
    2007年2月から網走自然ガイド「オホーツク遊楽倶楽部」として網走の自然の魅力を伝えてきました。
    そして2013年、オホーツク遊楽倶楽部は網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」に生まれ変わり、新たな出発をしました。

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