オホーツクだより

網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」オーナーブログ

海明け

2009/03/17 18:47
 
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今日、網走地方気象台から「網走では、3月3日に海明けとなりました」と発表されました。「海明け」とは「全氷量が5割以下となり、かつ沿岸水路ができて船舶の航行が可能になった最初の日」と定義されており、過去に遡った日付で発表されます。

今年は平年より21日も早く、昨年より34日早いそうです。間もなく「視界内の海面で流氷が見られた最後の日」とされる「流氷終日」も発表されるかと思います。
上の写真は今日午前中、まだ海明けの発表を知らない時に能取岬で撮影したものです。
細かい流氷片が細い筋状になって漂っています。もう流氷が戻る事は無いと思っていたのでちょっと意外でしたが、接岸した時に沿岸に付着していた流氷が気温の上昇とともに緩み、沖に流されたものだと思います。
この位置だと気象台からは視認できないと思いますので、この後発表される「流氷終日」は今日以前になるかもしれません。
それにしても今年の流氷は「流氷初日」も「流氷接岸初日」も記録的な遅さで、さらに「海明け」も大変な早さ、そして「流氷終日」も平年より大幅に早くなると思われますので、流氷初日から流氷終日までの日数である「流氷期間」も記録的な短さになりそうです。
去年は4月になっても接岸していたんですけどね。


話し変わって、網走湖のゴマフアザラシですが、私は先週12日に見て以来、昨日までその姿を見ておらず、もう海に出たまま戻ってこないのかなと思っていましたが、今朝また3頭が氷の上で寝ていました。網走湖の氷もどんどん融けており、湖口の開水面も広がっていますが、今日も何事も無かったかのように熟睡中でした。
ここがよほど気に入ってるのでしょうか。でももうお別れの季節です。
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午後に濤沸湖を周ってきました。濤沸湖は網走湖よりも氷が早く融けてきています。
氷上に座っているオオワシです。オジロワシは通年網走に住んでいるものも居ますが、オオワシとは間もなくお別れです。
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氷上を歩くキタキツネです。
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プロフィール

金指 功(かなざし いさお)

  • Author:金指 功(かなざし いさお)
  • 2004年に埼玉県からウトロのホテル勤務を経て網走に移住。
    2007年2月から網走自然ガイド「オホーツク遊楽倶楽部」として網走の自然の魅力を伝えてきました。
    そして2013年、オホーツク遊楽倶楽部は網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」に生まれ変わり、新たな出発をしました。

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