オホーツクだより

網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」オーナーブログ

1月22日 スノーシューで歩く森と海岸ツアー

2008/01/22 23:20
 
この数日雪が降る日が続いた網走ですが、今日は晴天。
最低気温は-15.1度でしたが、最高気温は-2.9度まで上がり、風も無く、冬の網走の自然を楽しむには絶好の天気です。
今日は日中に時間が取れた上、昨日流氷の接岸も確認していましたので、この冬新設した私のガイドプログラム「スノーシューで歩く森と海岸ツアー」のコースを歩いてみました。

スノーシューを履き、こんな森の中を歩きます。
080122岬海岸森


やがて海が見えてくるとこの急坂を慎重に降ります。(帰りは同じこの坂を上ります)
ちょっとした難所です。
080122岬海岸急坂


急坂を降りるとこんな海岸に出ます。バスの団体ツアーは来ないですし、訪れる人は少ないとても静かな、私が大好きな所です。
海岸はまだ積雪が少ないので、今日はここでスノーシューを外して歩きました。
080122岬海岸海岸


海岸に下りて間もなく小さな滝がありますが、この時期はこのように凍ります。
080122岬海岸滝


今日のように天気がいいと知床連山が綺麗に見えます。
080122岬海岸連山


波打ち際に行ってみると水面にドロドロしたシャーベット状のものが浮いていますが、これはグリースアイスといいます。
080122岬海岸グリースice


これはグリースアイスが波で打ち寄せられ、凍ったものです。
海面を漂いながらやがて海氷(流氷)へと成長していくものもあります。
080122岬海岸グリースice固


晴天の下の美しい光景に見惚れながら海岸を歩いていたら居ました居ました、ゴマフアザラシです。流氷の上で気持ち良さそうに寝そべっていました。
080122岬海岸アザラシ1

080122岬海岸アザラシ2


そして空を見上げるとオオワシが上昇気流に乗り、殆ど羽ばたかずに旋回飛行。
この写真では上が若鳥、下が成鳥です。
この時は7~8羽が同じように旋回してました。
080122岬海岸オオワシ1

今は毎日見ていますが、そのカッコ良さには飽きる事はありません。
080122岬海岸オオワシ2



帰り際、ふとある船影に目が留まりました。かなり距離はありましたが、流氷観光船のおーろら号かと思ったものの、ちょっと船の形が違うような・・・望遠レンズを通して覗いてみるとやはりおーろら号です。
でもキャビンが妙に上下に間延びしてるし、船体が水面からちょっと浮いてるようにも見えます。
そう、蜃気楼現象だったのでした。
080122岬海岸蜃気楼



今日は天気だけではなく、出来過ぎの感がありますが、このプログラムでは今日のような事もあります。
関心のある方はこのブログにもリンクしてますが、私のガイドホームページ「オホーツク遊楽倶楽部」http://okhotsk-yurak.eek.jp/をご覧下さい。

余談ですがこのプログラム、本当は昨冬に設定するつもりでスノーシューなど準備も終えてたんですが、あの暖冬で網走も重い湿った雪が降ることも多く、とても楽しめるような雪質ではなかったため、昨年は見送りました。
この冬は積雪は少ないものの、順調な寒さで雪の状態も良く、この数日の降雪でその積雪もスノーシューを楽しめるくらいになってきました。
これから流氷を見に来られる皆様、こんな楽しい体験はどうでしょうか。



 

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プロフィール

金指 功(かなざし いさお)

  • Author:金指 功(かなざし いさお)
  • 2004年に埼玉県からウトロのホテル勤務を経て網走に移住。
    2007年2月から網走自然ガイド「オホーツク遊楽倶楽部」として網走の自然の魅力を伝えてきました。
    そして2013年、オホーツク遊楽倶楽部は網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」に生まれ変わり、新たな出発をしました。

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