オホーツクだより

網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」オーナーブログ

釧網線「流氷物語号」

2017/01/27 22:41
 
170125-901.jpg
明日1月28日から2月28日までJR釧網本線網走~知床斜里で臨時列車「流氷物語号」が運転されます。
長い間親しまれた流氷ノロッコ号は昨シーズンをもって廃止されましたが、その代わりとなる列車です。

流氷ノロッコ号は指定席もある大きな窓に改造された展望客車4両+普通客車1両+機関車でしたが、今回の流氷物語号はラッピングされた通常の気動車2両で全て自由席です。車体の改造も無く、座席は通常のものにクリオネのマークが付いたシートカバーを付いたもので窓も小さいままです。
なので正直言いまして流氷ノロッコ号のようなイメージで乗られるとガッカリされる方も多いとは思います。

しかし流氷観光列車の灯を絶やさないようにと、沿線自治体網走市、小清水町、斜里町のお願いに応えて、大変厳しい状況にあるJR北海道が走らせてくれることになったこの列車を地元の私達は何とか盛り上げていこうと思っています。

これまで沿線自治体と連携したSLオホーツク号の誘致や、様々なイベント列車を企画して走らせてきた、私も参加しているMOTレール倶楽部は今回の流氷物語号を盛り上げて次につなげるために、網走市観光部と連携して網走市市民ボランティアとして流氷物語号に乗車し、観光ガイドアナウンスやちょっとした記念グッズの車内販売を行います。私も本業の自然ガイド、宿が最も忙しい時期ですが、運転期間中2~3回はボランティアガイドとして列車のマイクを握ることになりそうです。
なお、ガイドアナウンスの中心は流氷ノロッコ号のアナウンスが大好評だったあのももちゃんです。
また、皆本業の合間にボランティアとして乗車するので、都合がつかない場合は市民ボランティアのガイドアナウンス、車内販売が無い日もあると思いますのでご了承下さい。

流氷物語号の運転を前に先週から2回ほど網走市役所で市観光部、オホーツク振興局、私達ボランティアスタッフとJR北海道の担当者の方々との打ち合わせがあり、25日には網走駅で行われた内覧会で実際の車両に乗っての打ち合わせ、それぞれ私も参加しました。JRの方々とお話してみて、この厳しい状況で限られた条件の中、地元のお願いに本当に頑張って、消えそうだった流氷観光列車の灯を残して下さったと感じました。
もう何年もの間JR北海道は厳しい批判に晒されていますが、今回の流氷物語号を運転してもらえることに私達は心から感謝しています。地元の私達はマイレール意識を持ってこの列車を盛り上げて来シーズンも運転してもらえるようにしたいですし、釧網線の存続につなげたい。そしていつかまたノロッコ号のような立派な観光列車になるように育てていきたいと思っています。

一見しょぼい列車に見えるかもしれませんが、いろんな人達の思いを乗せて流氷物語号が走り始めます。
流氷観光に来られる皆さま、ぜひ乗ってみて下さい。
 

  HOME  

プロフィール

金指 功(かなざし いさお)

  • Author:金指 功(かなざし いさお)
  • 2004年に埼玉県からウトロのホテル勤務を経て網走に移住。
    2007年2月から網走自然ガイド「オホーツク遊楽倶楽部」として網走の自然の魅力を伝えてきました。
    そして2013年、オホーツク遊楽倶楽部は網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」に生まれ変わり、新たな出発をしました。

最近の記事

リンク

カテゴリー

月別アーカイブ

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

FC2Ad