オホーツクだより

網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」オーナーブログ

流氷ノロッコ運転開始

2016/01/30 18:38
 
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JR北海道が今シーズン限りで廃止の意向との報道があったJR釧網本線の臨時観光列車「流氷ノロッコ号」が今日から運転を開始しました。写真は午後に当宿2階から撮影した網走発知床斜里行き流氷ノロッコ3号です。
28日に流氷初日となった網走ですが、流氷は周辺海域にとても小さな流氷群が散在している状況のようで、今日は沿岸からは見えなかったのがちょっと残念でした。

ノロッコ号は機関車牽引の客車列車ですが、機関車は網走側に固定され、反対側の斜里側の客車に運転室があり、斜里行き下り列車の1号と3号は客車運転室からの遠隔操作で機関車を制御して最後から押す形で走って行きます。網走行き上りの2号と4号は普通の客車列車と同じく機関車が先頭で牽引して行きます。
普通の客車列車といってももう日本には数えるほどしかありませんが。


私も参加している、地元の鉄道・バスを盛り上げようと活動しているMOTレール倶楽部では廃止が取り沙汰されている流氷ノロッコ号は地元にとっても流氷観光に来られるお客様にとっても大事な存在であり、今後も走り続けてほしいという願いを乗客や乗務員など関係者に伝えようと、運転開始一番列車の流氷ノロッコ2号を北浜で横断幕を持って迎えました。
私は午前中お客様をガイドしていましたので、この写真はMOTレール倶楽部の撮影、提供です。
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流氷ノロッコ号の利用客は決して少なくは無く、多くのお客様が楽しみにしている列車です。車両の老朽化など難しい事情もあると思いますが、沿線自治体も協力しながら来年以降も走り続けてほしいですね。
今年の流氷ノロッコは2月28日まで、網走~知床斜里を毎日2往復運転されます。

 

斜里に漂着した流氷片

2016/01/29 19:54
 
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昨日流氷初日となり、今日午前中に能取岬に行ってみました。雪が降り始めて視界が悪くなっていく中でなんとか沖に小さな流氷帯を双眼鏡で確認できましたが、撮影しようとしたところで遠くの視界全体が白くぼやけてしまい撮影を断念。

昨日西風が強かったので知床方面に寄っている流氷群があるのではと知床に向かうと斜里町の以久科原生花園の海岸でとても小さな流氷片が海面を浮遊したり浜に漂着したりしていました。
ちょっと小さ過ぎて密度も低くて流氷という感じがしませんが、今年初めての流氷写真です(苦笑)
 

網走で流氷初日

2016/01/28 19:21
 
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今日1月28日、網走地方気象台から流氷初日が発表されました。
今日の私は諸々の打ち合わせなどで写真は撮れませんでしたが、30日からの流氷ノロッコ号運転開始に良いタイミングとなりました。
流氷は気まぐれで、近付いて来たと思ったら足早に離れてしまったりと、これから一喜一憂する日々となりますが、公式発表が出ると気分も盛り上がります。
いよいよ流氷シーズン開幕です!
 

流氷ノロッコ号の準備

2016/01/25 20:53
 
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釧網本線の海沿い区間、網走~知床斜里で運転される臨時観光列車「流氷ノロッコ号」今年は1月30日から2月28日まで運転されます。釧網線の列車は普段は1~2両ですが、流氷ノロッコ号は機関車1両と客車5両という釧網線としては長い編成。今週土曜日からの運転開始に備えて北浜駅では仮設ホーム延長工事が行われていました。

流氷がまだ見えていなくても、砕氷観光船「おーろら」の運航が始まり、この北浜駅ホーム延長工事が始まると流氷シーズン開幕間近を感じます。
ただ残念なのは、JR北海道は流氷ノロッコ号を今シーズン限りで廃止する意向を示していることです。
ノロッコ号はディーゼル機関車が客車を牽引(上り)、後押し(下り)で運転されますが、この機関車DE10形、DE15形は何れも製造から40年近く経って老朽化、現在使用している中で1両を廃車にしなければならないとのこと。この機関車は冬季除雪にも使うため、1両廃車にすると流氷ノロッコに充てる機関車が確保できないため運転できなくなるという理由です。
昨年12月に石北線、釧網線の減便について沿線各自治体にJR社長が説明に来た際、網走市長に流氷ノロッコの廃止についても説明があり、「存続は大変厳しい」と言われたそうですが、網走市長は「流氷ノロッコは大事な観光資源。存続のために出来ることを関係自治体で考えていきたい」と話し、今後の協議にJR側も応じるそうです。まだ今のところ正式に廃止が決まったわけではないですし、存続の見通しは厳しいながらもまだゼロではありません。

ラストシーズンになるかもしれない流氷ノロッコ号、ぜひ乗りに来て下さいね。
流氷ノロッコ号について詳しくは下記JR釧路支社のサイトをご覧下さい。
http://www.jrkushiro.jp/ryuhyou2016/index.html



そして今日の北浜の様子。国道244号線と当宿前です。
先日の暴風雪で一気に積雪が増えました。
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JR釧網本線全線運転再開

2016/01/22 19:16
 
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暴風雪の影響で運休していたJR釧網線が今日夕方に全線で運転再開となり、網走側では網走16:15~北浜16:33発の釧路行きが再開後の一番列車として出発して行きました。写真は当宿から動画撮影したものを切り出しました。

網走と札幌を結ぶ特急オホーツクが走る石北線は今日も終日運休ですが、先ほどJRの運行情報で石北線は明日始発から全線で平常運行と発表されました。
これで明日からはオホーツク海側の主な交通機関は全て平常どおりとなります。

あとは流氷ですが、暴風雪が来る前に接近していた本体群から離れた小さい流氷群は今回の荒天で砕けて融解消滅してしまったようで、報道によると気象台は網走の流氷初日は今月末~2月初旬となりそうと話しているという事で、ちょっと残念。
でもあともう少しです。
 

低気圧は去りましたが

2016/01/21 21:00
 
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丸2日間居座った急速に発達した低気圧は今日ようやく去り、周りの除雪作業に汗を流しました。
天気は回復へ向かっているものの、まだ海は大荒れ。砕氷観光船おーろらは今日も全便欠航し、道の駅に係留されてままでした。明日22日については公式には出ていませんが、少なくとも午前便は欠航だと思います。


北浜駅から網走市内方向です。視界は回復してきましたが流氷はまだ見えません。
釧網線は昨日除雪車が走っており、この写真では線路は見えていますが今日も全線終日運休、JRの運行情報によると明日22日は網走~川湯温泉は夕方まで運休するようです。網走16時15分発の釧路行きから運転されるかどうかといったところかな?
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昨日釧網線で除雪作業をしていた排雪モーターカーです。運転再開へ向けて頑張っていました。釧網線は暴風雪があると特に緑~川湯温泉の峠越え区間の積雪が大変らしく、除雪に時間が掛かるそうです。
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なおJR石北線も特に内陸山間部の積雪が酷いようで明日22日も上川~網走で終日運休とのことです。
 

暴風雪

2016/01/19 17:51
 
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この冬は雪が少なく、スノーシューツアーの開始が遅れたものの生活の面では楽でしたが、今日はこの冬初の暴風雪に見舞われています。16時現在国道は通行できていますが、公共交通はJR、バス、飛行機全て運休になっています。
低気圧の雪なので湿った重い雪で雪掻きを思うとうんざりします。その低気圧のスピードが遅いので暴風雪は明日一杯続きそうですが、天気が回復して視界が利くようになったら紋別~網走~ウトロのどこかで流氷が見えそうです。いや、見えるだけでなく一気に接岸する所もあるかもしれません。
なお、明日20日から運航開始の予定だった砕氷観光船「おーろら」は既に明日の全便欠航が決まっています。
 

今日の網走北浜から

2016/01/16 20:04
 
今日の網走は本当にいいお天気でした。でもこの厳寒期に天気が良いということは特に朝晩は厳しい冷え込みになるわけで・・・。
最低気温は-14.3度、最高気温は-4.2度でした。

でも知床連山や斜里岳がとても綺麗でしたよ。写真は午後に撮影したものです。
いつもは根室線の釧路~根室(通称花咲線)で運転されているルパン3世のラッピングが施された車両が珍しく釧網線に入って来ました。ルパン3世の作者モンキーパンチ氏が浜中町出身ということで釧路~根室で走っていて、JR釧路支社のサイトでどの列車に入るか公表されているのですが、車両運用に急な変更があった時などに突然釧網線の列車に入って網走まで来ることがあります。このブログでも以前、夏の小清水原生花園で偶然撮った写真をアップしています。
今日は当宿の2階から撮影しました。この海が来週の今頃は流氷で白くなっているかもしれません。
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そして濤沸湖畔から見た斜里岳です。
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左の山は知床半島の海別岳、右が斜里岳です。
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スノーシューツアー開始します

2016/01/15 21:31
 
積雪が少なかったため開始を延期していた自然ガイド「スノーシューで歩く森と海岸ツアー」ですが、昨日まとまった降雪があり、スノーシューで歩ける状況になりましたので1月16日以降催行いたします。3月10日頃まで催行できると思いますが、シーズン終了はフィールド状況によりますので、3月になりましたらまたこのブログでご案内いたします。
現在のところ2月25日・26日はワシウオッチング、スノーシューツアー共にご予約をお受けできませんが、それ以外の日はまだ空きがございます。ご予約をお待ちしております。


流氷観光に来られる多くのお客様が楽しみにしている網走の砕氷観光船「おーろら」はいよいよ来週20日から運航開始ですが、既に2隻とも網走に到着、ターミナルとなる道の駅流氷街道網走の所定の位置に接岸して準備作業が行われています。
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そして主役の流氷は札幌管区気象台によりますと今日15日現在北緯45.2度、紋別の北約90キロ付近にあり、今後1週間のうちに接岸するところもありそうとのことで、いよいよ近付いて来たという感じです。
ただ「おーろら」の運航開始と重なる19~20日頃は低気圧が発達しながら通過するということで暴風雪の予報になっており、「おーろら」の初日は欠航になる可能性も。
でもその荒天で流氷が一気に接近~接岸しそうです。


厳しい寒さが続いているため網走港の港内では海面が凍ってきています。そしてそのそばの電柱ではオジロワシ夫婦が仲良く寄り添う姿が見られました。
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いよいよ流氷シーズンです!

わしのとまり木ホームページ
http://inspot.jp/kanazashi/
 

小さな捕食者

2016/01/12 21:59
 
今日の網走の最低気温は-12.3度、最高気温は-5.5度。日中も氷点下の真冬日が続いています。流氷はほぼ平年並みに南下中のようで、順調に行けばあと10日くらいのうちには紋別か網走かウトロか、そのあたりで沖に見えて来るかもしれません。

当宿の敷地の際にはライラックの木と笹薮があります。ウチでは今のところ野鳥の餌台は設置しておらず、餌を与えたりはしていませんが、この冬はこの木と笹薮の所が常時20~30羽くらいのスズメの溜まり場状態になっており、スズメ達も私を見慣れて「コイツは敵じゃない」と認識しているようで、近付いてもぴーちくぱーちく賑やかにお喋りを続けて逃げません。
猫やキツネが近付くとやや警戒しますが木の上の方に移動するだけ。

それが最近時々突然一斉に笹薮の下の方に潜り込み、息を潜めるようになりました。どうやら小型の猛禽が度々接近して来るようで、私も一瞬その影は見かけるのですがなかなか撮影も確認もできずにいました。

そして今日の午後、台所で食器を洗っていると窓越しに鳩くらいか、鳩よりちょっと大きいかという猛禽がサッと飛来し、いつもスズメ達が居るライラックの木に止まる姿が見えました。いつもと違ってすぐに飛び去ること無くそこに留まっているようです。ハイタカかな?と思って今度こそ撮影せねばと、カメラを持って2階の客室へ上がり、上から見下ろす形で撮影することができました。やはり小型のタカ、ハイタカです。まだ若い個体のようですね。小さいけれど小鳥やネズミなどを捕食する立派なハンター。スズメ達にとっては恐ろしい存在でしょう。

2階から撮影しながらしばらく観察していると、スズメ達はやはり笹薮の下の方に潜り込んでいるようでした。このハイタカも何回か笹薮の中に潜り込んでは出て来るという行動を繰り返していましたが、タカとしては小さくてもやはりスズメより大きいので笹薮の中では上手く動けず、スズメを捕らえることはできないまましばらくすると諦めて飛び去って行きました。
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ハイタカが飛び去ってしばらくしてから私が外へ出て笹薮に近付いていくと、ようやくスズメ達が藪の中から出てきました。
猛禽類は基本的に警戒心が強いですから人間のすぐ近くには来ません。スズメ達は私がそばに来た方が自分達にとっては安全ということも分かっているのでしょう。
 

積雪増えました

2016/01/11 20:26
 
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昨夜から今日にかけて久しぶりにまとまった降雪があり、今朝雪掻きをしましたが、これが何と今冬2回目。
前回は11月25日でしたから、この冬はここまでいかに雪が少なかったかということですね。

昨年は雪が降る時はいつも低気圧による暴風雪で、湿った重い雪の吹き溜まりができて雪掻きも大変でしたが、この冬はここまで暴風雪は無い他、先月下旬以降は気温が低く、軽い雪が穏やかに降るだけです。雪掻きも楽だし、静かにふわふわと降る雪は美しいものですね。
 

ゴマフアザラシ

2016/01/08 23:44
 
これまでお伝えしてきたとおり網走では年末から平年並みの冷え込みが続いていますが、積雪は平年よりとても少ない状態です。
わしのとまり木の人気ガイドプログラム「スノーシューで歩く森と海岸ツアー」は1月9日から開始の予定でしたが、1月8日現在フィールドの積雪がスノーシューで歩くのに適した状態ではないため、開始を少々延期いたします。気温が低いので雪質は良いのですが。
積雪が適した状態になりましたらすぐにお知らせいたします。毎日短時間ながら降雪はありますので、流氷が近付いて来るころには催行できると思います。


今日はそのスノーシューツアーのフィールドを長靴で歩いて来ましたが、海岸からは運良く可愛らしいゴマフアザラシが見られました。
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森の中の積雪はこのような状況。この積雪ではスノーシューだと逆に歩き難いです。
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積雪は少ないのですが厳しい冷え込みが続いているので海岸に流れ落ちる滝はいつも通りに凍結。美しい氷の芸術が見られます。
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アザラシは運が良ければ見られるという感じですが、これから流氷が来ると素晴らしい景観が見られます。打ち上げられた流氷に触ることもできますよ。
スノーシューツアーのお問い合わせ、ご予約はわしのとまり木ホームページの「ご予約・お問い合わせフォーム」をご利用下さい。
わしのとまり木ホームページ http://inspot.jp/kanazashi/
 

網走湖のワカサギ釣り開幕

2016/01/05 21:33
 
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今日の網走は最低気温-10度、最高気温は-3度。
結氷が遅れて予定通りオープンできるか微妙だった網走湖のワカサギ釣り場ですが、先月下旬からは冷え込む日が多くなり結氷の遅れを挽回。当初の予定通り今日5日オープンとなりました。私も以前はオープンから1月末までワカサギ釣り場のスタッフとして働いていたので、差し入れを持ってご挨拶に行って来ました。現在の氷の厚さは15~18センチとのことです。
写真は午後に撮ったものですが、平日でありながら午前7時には第一駐車場が満車になるなど、特に午前中は多くの人達で賑わったようです。


湖畔の樹上から湖上を睨むオジロワシです。
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予報では今後しばらく最低気温-10度前後、日中も0度以下の日が続くようです。網走湖は地形の関係で、海に近い市内の気象台の観測より気温が5度以上低いことが多いです。ワカサギ釣りを楽しむ方は寒さ対策を万全にしましょう。
網走湖のワカサギ釣りは大体3月中旬くらいまで楽しめます。
 

2016年も宜しくお願いいたします

2016/01/02 19:35
 
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あけましておめでとうございます。今年も網走を訪れる旅人の皆さまに喜んでいただける宿、ガイドにしていきますのでどうぞ宜しくお願いいたします。
写真は昨日元旦のお昼頃のわしのとまり木です。まとまった降雪はありませんが、昨日も今日も少しづつ雪が降っています。


そして今日午後の濤沸湖の様子です。タンチョウ家族も見られました。
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まもなく流氷シーズンですね。南下中の流氷は現在網走の北約440キロ付近にあるとのこと。
網走で流氷が見られるのは何日かな?昨年の流氷初日は1月12日でした。今年はそれよりはちょっと遅いと思いますが、楽しみですね。
 

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プロフィール

金指 功(かなざし いさお)

  • Author:金指 功(かなざし いさお)
  • 2004年に埼玉県からウトロのホテル勤務を経て網走に移住。
    2007年2月から網走自然ガイド「オホーツク遊楽倶楽部」として網走の自然の魅力を伝えてきました。
    そして2013年、オホーツク遊楽倶楽部は網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」に生まれ変わり、新たな出発をしました。

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