オホーツクだより

網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」オーナーブログ

オジロワシ

2015/05/28 21:16
 
昨日、私は日にちをすっかり勘違いしており、ブログでも写真の日付や記述などで5月28日としていました。昨日は27日で今日が28日ですね。大変失礼しました。

今日は気温が上がりました。所用で北見に行ったのですが、北見でも網走でも最高気温は26度。でも空気が爽やかで風もあったので「暑い!」という感じは全くありませんでした。

北見へ行った帰りに寄り道して網走湖畔の土手をゆっくり走っていたら突然1羽のオジロワシが低空飛行で直前横断。スピードが出ていなかったので余裕で停車できて大丈夫。
そのオジロワシは停車した私の車のすぐそばの電柱に止まり、車の中からどアップで撮影できました。ほとんど毎日見ているオジロワシですが、とても警戒心が強いのですぐ近くで撮れる機会はなかなか無いんですよ。
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その後走り出してまもなく、今度は別のオジロワシ2羽が路上に座り込んでいて再び停車。距離があったので車から降りて撮影です。あまり車が来ない道なのでこのまましばらく眺めていました(笑)
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2015 小清水原生花園の花情報

2015/05/27 22:34
 
今日の最高気温は16.6度。晴天で爽やかな陽気の中、今日も小清水原生花園の様子を見てきました。

原生花園を訪れる方々から大変人気のあるクロユリは更に開花しているものが増えてきています。クロユリは背が低いうえに下を向いて咲くので遊歩道からだと花の正面を撮ることは大変難しいのですが、今日はたまたま遊歩道に向いて咲いていたものが1本だけ有り、何とか撮ることができました。
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スミレはそろそろピークを過ぎつつある感じでしょうか。
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砂浜に旗竿のように直立して咲くことから名付けられたハマハタザオもピークを過ぎつつありますが、まだ園内全域で見られます。この後花は減りつつもまだ背は伸びていきます。
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エゾノコリンゴの花と訪花している特定外来生物指定種のセイヨウオオマルハナバチ。
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原生花園の主役エゾスカシユリとエゾキスゲはいつもなら6月中旬くらいからポツポツ咲き始め、6月末から7月上旬にかけてがピークですが、もうつぼみが出てきたものがありました。
これはエゾスカシユリ。
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エゾキスゲです。
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他にはヒメイズイ、エゾタンポポ、ハマエンドウ、センダイハギが見られます。エゾエンゴサクはほぼ終わりました。
先日北浜の海岸でハマナスの開花をお伝えしましたが、今日の小清水原生花園ではまだ見られませんでした。

そして原生花園、濤沸湖で繁殖する夏鳥たちのさえずりも聞こえます。私には小鳥類の写真を撮るのは難しいのですが、ノゴマとベニマシコを何とか撮ることができました。
ノゴマです。
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ベニマシコです。
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わしのとまり木の夏季営業は明後日30日から始まります。これから本格的なシーズンとなるこの小清水原生花園へは車で約7分、JR釧網線で1駅です。ぜひご利用下さい。
現在のところ8月14日と9月26日が満室となっていますが、それ以外の日はまだ空室がございます。
 

ハマナス開花

2015/05/24 19:38
 
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流氷ファンにとっては聖地のような北浜の海岸。今朝は北浜町内会の海岸清掃が行われ、私も参加しましたが、その時にハマナスがいくつか開花しているのを見つけ、お昼頃に改めて写真を撮ってきました。

ハマナスはこの周辺だといつもは6月に入って間もなくポツポツ咲き始めるので、やはり1週間以上早いです。
今年初めて見たハマナスの花。周りの紫色の花はハマエンドウです。
 

小清水原生花園の花情報

2015/05/20 20:34
 
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午後に小清水原生花園の様子を見に行って来ました。知床連山や斜里岳が綺麗に見えましたが夕方から曇り、夜になって小雨が降っています。

13日に開花をお伝えしたクロユリは次々と咲き始めていますが、場所によってはまだ青いつぼみだったりします。
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これもまたいつもの年より早くエゾノコリンゴが咲き始めていました。場所によって一分咲きだったり八分咲きだったりしますが、桜より花が短いといいますか、満開になったと思ったら一気に散ってしまう花です。
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その他現在見られる主な花をご紹介します。
こう見えてユリ科のヒメイズイ。この写真で下の2つは開花、上の2つはまだ開花していません。お分かりになりますか?
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今がピークのスミレです。
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ハマエンドウも所々で咲き始めました。
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原生花園駅の駅舎の脇ではセンダイハギが咲き始めています。
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他には今日は撮影していませんが、ハマハタザオ、ツルキジムシロ、貴重なエゾタンポポ、全国どこにでもある外来種のセイヨウタンポポなどが見られます。
 

消えていく春の妖精たち

2015/05/16 19:47
 
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午前中いつものように濤沸湖の北浜側の様子を観察してきました。

毎年3月中旬から4月にかけてこのブログでもご紹介しているフクジュソウ、アズマイチゲ、エゾエンゴサク、キバナノアマナ、オオバナノエンレイソウといった早春の花々は花が終わった後、実を落として他の植物が本格的に伸び出す5~6月には他の草花に覆われて葉も枯れ、ひっそりと地上から姿を消していきます。
その儚さからこれらの花はスプリングエフェメラル(春の妖精)と呼ばれます。他に知られている花ではカタクリもそうですね。

今日の濤沸湖畔ではそんな春の妖精たちが消えていく様子を見ることができました。
エゾエンゴサクとオオバナノエンレイソウはまだ花が見られますが、特に丈の低いエゾエンゴサクは急速に伸びている他の植物に隠れて見つけ難くなっています。写真のエゾエンゴサクの周りの巨大な植物はオオウバユリ。オオウバユリはこの後更にもっと大きく成長していきます。
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ミズバショウに囲まれているオオバナノエンレイソウ。来週中には花は終わり、更に巨大化するミズバショウの葉に覆われながら姿を消していきます。
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この写真は何を撮ったのか分かり難いですが、花も終わり葉も枯れたアズマイチゲです。この後他の草に覆われながら枯れ葉は分解されて地上から完全に消えていきます。
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この白っぽい茶色に枯れかかっている葉はフクジュソウです。
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雪融け直後に花を咲かせ、他の植物が本格的に成長し始める頃には葉も残さずに地上から姿を消す早春の花たち。
春の妖精とは素敵な呼び方ですね。
 

クロユリ開花

2015/05/13 19:25
 
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11日にご紹介した小清水原生花園のクロユリのつぼみですが、今日午前中に行ってみたらいくつか開花していました。

クロユリは小清水原生花園を訪れるお客様からとても人気があります。いつもなら5月末頃にぽつぽつと咲き始め、大体6月10日くらいがピークとなります。ですから今年の開花は2週間も早いことになりますね。
この様子だといつもの見頃の時期にはもう終わっていそうです。

原生花園が最も華やかに彩られるのはエゾスカシユリ、エゾキスゲ、ハマナスがピークの時期ですが、これはいつもだと6月下旬~7月上旬です。今年も既に芽が出て成長してきていますが、今後の天気によってはこれらの花も大幅に早まるかもしれません。
 

小清水原生花園の火入れ

2015/05/12 21:25
 
春から秋にかけてこのブログでも頻繁にご紹介している小清水原生花園は主に遊歩道とインフォメーションセンターが整備され、原生花園駅がある所ですが、実際には濤沸湖とオホーツク海に挟まれた東西約7~8キロにわたる細長い砂洲に形成された海岸性植物群落全体を小清水原生花園と言っています。その中をJR釧網本線と国道244号線が並行して走っています。

ここで見られる花々は外来種も含めて全て野生のものですが、毎年春に人の手によって火入れが行われています。原生花園全体を4区間に区切って毎年1区間ずつ、4年で一巡するように行われ、いつもは4月20日前後、ゴールデンウイーク前の早朝に行われていたのですが、今年は今日7時半からということで、見学してきました。今年は原生花園の東側、浜小清水寄りの区間です。


浜小清水7:46発の釧網線上り列車が通過した後に着火され、枯れ草が瞬く間に燃え広がっていきます。
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国道244号線は煙に包まれ、一時通行止めになりました。
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浜小清水8:52発の上り列車が通過する前に鎮火。一部消火が行われて火入れ作業は終了。
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今日の火入れ作業、私は日時と場所以外は詳しい内容までは知らず、見学中は国道の通行止めも含めて全て予定通りに行われたとばかり思っていたのですが、夕方のテレビニュースを見たら想定異常に風の影響で煙が国道に拡がって支障が出たために予定の7分の1程度の面積が焼かれただけで終了したとのこと。
確かにいつもなら線路の海側も焼いていたのに今日は線路と国道の間だけでしたからね。風については特に強い風とは感じなかったというか、いつでも吹くようなそよ風だと思いましたが。
それと、個人的には火入れの日時も従来通り4月中旬の早朝の方が良いのでは?と思いました。
 

今日の小清水原生花園

2015/05/11 20:20
 
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今日の網走はまた暑くなりました。最高気温は夏日寸前の24.6度。
そんな暑さの中、午後に小清水原生花園の様子を見てきました。
JR釧網線の原生花園駅は今月1日から夜間の一部の列車を除いて快速も含めて全列車が10月31日まで停車します。


今日何よりもびっくりしたのはいつもなら5月末頃から咲き始めるクロユリが一部開花間近のつぼみを見つけたことです。
今年は花が早めですが、このクロユリはもう数日以内に開花するでしょう。
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他に現在見られる花は写真掲載順にフデリンドウ、ヒメイズイ、ハマハタザオ、貴重な在来タンポポのエゾタンポポ、スミレ、ツルキジムシロです。
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他に写真は撮っていませんが、センダイハギも一部で咲き始めていますよ。本当に早いです。
 

今日の濤沸湖

2015/05/09 16:22
 
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先月28日から今月7日まで農作業のお手伝いをしていて自然観察は休んでいましたが、今日午前中に久しぶりに濤沸湖の様子を見てきました。
農作業に追われている間に網走では4月30日にエゾヤマザクラの開花が平年より11日早く観測され、ちょうどゴールデンウイーク真っ最中に満開となりました。現在は散り始めていますが、それでもまだ綺麗に見られるものもあります。写真は今日の濤沸湖畔のエゾヤマザクラです。


ミズバショウは葉が大きくなり、見頃は終わりです。
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ミズバショウが終わり、今度はオオバナノエンレイソウがあちこちで見られるようになってきています。
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いつものタンチョウも元気そう。そろそろ卵が孵っている頃だと思うのですが。
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プロフィール

金指 功(かなざし いさお)

  • Author:金指 功(かなざし いさお)
  • 2004年に埼玉県からウトロのホテル勤務を経て網走に移住。
    2007年2月から網走自然ガイド「オホーツク遊楽倶楽部」として網走の自然の魅力を伝えてきました。
    そして2013年、オホーツク遊楽倶楽部は網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」に生まれ変わり、新たな出発をしました。

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