オホーツクだより

網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」オーナーブログ

海岸近くにシャチ! 流氷サイトをご覧下さい

2015/03/31 20:59
 
自然ガイドを始めた頃からご縁があり、流氷シーズン中は北浜から見た流氷の様子などを投稿させて頂くなど、大変お世話になっている「流氷サイト」。
そこでまたいろいろと教えて頂くなどお世話になっている網走の写真家、須藤勝則さんが29日、鱒浦~藻琴の海岸で岸のすぐ近くを悠々と泳ぐシャチを発見、撮影されて流氷サイトの流氷日記に投稿しています。
網走周辺海域には様々なクジラ類が回遊して来ますが、やはりシャチは貴重ですね。しかも海岸のすぐ近くまで寄って来たのですから。ぜひ流氷サイトをご覧下さい。

流氷サイト http://www.noah.ne.jp/ice/
 

海明け

2015/03/26 19:09
 
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もういつ「海明け」が発表されてもいい状態でしたが、今日網走地方気象台から「3月3日に海明けした」と発表されました。「海明け」は「全氷量が5以下になり、かつ沿岸水路ができて船舶の航行が可能になった最初の日」とされていて、過去に遡って発表されます。今年の3月3日は平年より17日早く、昨年より4日早いとのこと。
この後「視界内の海面で流氷が見られた最後の日」とされる「流氷終日」が過去に遡って発表されて流氷初日から流氷終日までの「流氷期間」が決まります。


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今日15時20分頃にわしのとまり木から撮影したオホーツク海です。
今年は流氷初日が1月12日、流氷接岸初日が1月19日と何れも平年より早く、しかも1月に来た流氷は近年にしては結構厚みもありゴツゴツしていい流氷だったので期待したのですが、終わりがちょっと早過ぎて尻すぼみになってしまいました。昨年は4月末まで流氷が見られ、流氷終日はなんと4月30日だったんですけどね。
現在は沖にも流氷は無いので今年はもう流氷が見えてくることは無いでしょう。


流氷シーズンが終わり、春が加速しながら近付いています。明日の最高気温は10度以上になるとか。
今日午後の濤沸湖です。
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久しぶりの積雪

2015/03/24 20:57
 
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暖かい日が続き、雪融けが進んでいた網走ですが、昨夜から雪が降り続いて久しぶりの積雪となりました。予報だと明日にかけて更に積もりそうです。
でも週末からは気温が10度以上になりそうなので今回の雪もすぐに消えるでしょう。


濤沸湖畔で開花していたフクジュソウも今日は花を閉ざしたままでした。
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今日の濤沸湖

2015/03/20 21:48
 
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濤沸湖の氷も徐々に融けてきて北浜の反対、東側でも開水面が広がってきています。道路の吹き溜まり対策に有効な防雪柵を折りたたむ作業が行われていました。



氷上に並んで佇むオオワシ(左)とオジロワシ(右)です。
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今日もタンチョウ夫婦が見られました。
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ここのところ雪がほとんど降っていませんが、火曜日は吹雪の予報が出ています。
 

濤沸湖にアオサギ

2015/03/17 21:08
 
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今日の網走の最高気温は11度!そして濤沸湖では今年初めてアオサギの姿が見られました。
アオサギは東京のど真ん中でも多く年中見られるような鳥ですが、網走では夏鳥です。この時期に南からやって来て繁殖し、11月中には姿が見られなくなります。
フクジュソウと共に私はその年初めてアオサギを見ると春の訪れを感じるのですが、この後急激に数が増えて4月に入った頃にはそこら中にうじゃうじゃ居るような状態になります。


もう1枚の写真は濤沸湖の氷上をあくびをしながら歩くキタキツネです。
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能取岬でもフクジュソウ開花

2015/03/16 21:10
 
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昨日濤沸湖畔でフクジュソウの開花を見つけたので能取岬でも咲いているだろうと、今日午前中に行ってみたらやはり咲いていました!
 

フクジュソウが開花

2015/03/15 19:51
 
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気温が上がり、雪融けが進んでいます。流氷はまだ戻ると思っていましたが、現在の状況からすると正直言ってもう今シーズンは無理かなって感じになってきました。

今日の午前中、濤沸湖畔でフクジュソウの開花を確認しました。いつもは3月20日前後なので、今年は早いですね。私が網走に住んでからこの10年間見てきた中では一番早いかもしれません。
なお、この地域にはフクジュソウとキタミフクジュソウの2種があり、図鑑などではキタミフクジュソウは1本の茎に付く花は1つとか、葉の裏の毛が多いといった見分け方が記述されていますが、学識者の方から実際には個体差による例外も結構あり、網走ではフクジュソウとキタミフクジュソウが混在していて、それを区別して同定するには採取して詳しく調べなければならないと聞きましたので、私はこの2種を区別せず、フクジュソウとしてご案内しています。


スノーシューで歩く森と海岸ツアーは8日で今季のガイドを終了し、現在はオジロワシ・オオワシウオッチングを午前と午後の2回行っています。昨日の午前のワシウオッチングでは濤沸湖でタンチョウ4羽を見ることができました。写真はそのうちの1羽です。本当に美しい鳥ですね。
タンチョウの鳴き声は大きく、遠くまで通る声なので、時々北浜全体にタンチョウの声が響き渡ることもありますよ。
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濤沸湖にヒシクイ

2015/03/08 19:02
 
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今日も日中暖かく、春が近い事を感じます。濤沸湖では越冬地から北へ帰る途中のヒシクイの姿が見られるようになりました。これから続々とやって来て羽を休め、体力を蓄えて更に北へと旅立って行きます。濤沸湖はそんな渡り鳥達の重要な休養の場でもあります。



2007年2月に自然ガイドを始めて以来、好評頂いている「スノーシューで歩く森と海岸ツアー」、今シーズンも多くのお客様にご利用頂きました。暖かい日が多くなり、氷の滝も一部融けてきていましたので今日フィールドの状況を確認してきました。まだ氷の滝などは形を留めていますが、今後日中の気温が+になる日が続くので崩れてくる他、海岸に下りる急坂も足元が崩れる可能性が高くなるなど、今後楽しめる状況ではなくなってくると判断しましたので、今シーズンはこれで終了とさせて頂きます。今シーズンもありがとうございました。
写真は今日のスノーシューツアーの状況確認の際撮影したものです。来シーズンも年明けから行う予定ですので楽しみにしていて下さいね。
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「オジロワシ・オオワシウオッチング」は今月31日まで行います。また、スノーシューツアーを終了しましたので、13:30~15:00の他、9:30~11:00でも行います。どうぞご利用下さい。
 

あれからちょうど30年

2015/03/06 22:25
 
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今日の網走の流氷は離れてはいますがそれほど遠くない沖に見えており、場所によって氷泥と砕け氷が混じったものが波打ち際に集まっています。

私は2004年に埼玉からウトロのホテルで半年間のアルバイトを経て網走に移住し、2007年2月から網走自然ガイドを始めて2013年2月から網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」として旅行で来られる皆様に網走の自然の魅力をお伝えしています。そんな私が初めて北海道を訪れたのは1985年3月でした。
その後の人生を変えるほど北海道に魅了された初めての北海道旅行。あれからちょうど30年になります。

子供の頃から生物と鉄道が好きだった私は中学生の頃から国鉄のワイド周遊券などを使って九州や東北など、各地を列車で旅してきました。そして20歳になる1985年、流氷とタンチョウを見てみたい気持ちに駆られ、まだ行った事がない北海道の汽車旅を計画し、北海道ワイド周遊券を使った2週間の旅に出たのでした。

当時はもちろんインターネットなど無く、流氷の状況などリアルタイムで知ることはできませんでしたが、当時の私は「3月の北海道はまだ冬、オホーツク海側に行けば当然流氷は見られる」と信じて疑いませんでした。
札幌と道内各地を結ぶ夜行列車を宿代わりにして2週間道内を周るわけですが、先ず最初に目指したのは既に「オホーツク海に一番近い駅」として有名だった釧網線北浜駅でした。

そして1985年3月6日、上野駅23:05発常磐線経由青森行き寝台特急ゆうづる9号に乗って出発。この時はA寝台を奮発しました。この当時はまだ青函トンネル開業前で、青森から国鉄青函連絡船に乗り継ぐことになります。青函トンネル開業は国鉄民営化後の1988年3月のことでした。
なお2枚目の写真にあるとおり、この年の3月14日、1982年の開業以来それまで大宮発着だった東北・上越新幹線の上野開業に伴う大きなダイヤ改正があり、私は北海道旅行中にそのダイヤ改正を迎えることになります。


初めての北海道、初めて見る流氷やタンチョウへの期待でワクワクする私を乗せた寝台特急ゆうづる9号は定刻通り翌3月7日10時ちょうどに青森駅に到着、接続する青函連絡船25便「羊蹄丸」は10:15に出港。津軽海峡を渡って14:05に函館に到着です。初めての北海道ですから青函連絡船に乗るのも当然この時が初めてだったわけですが、今でも鮮明に印象に残っているのは本当に石川さゆりの名曲「津軽海峡冬景色」のイメージそのまんまだったことで、人生初の北海道旅行を飛行機ではなく列車と連絡船を乗り継いで行き、あの名曲の世界を体験できたことは今でも自分にとって心の中の宝だと思っています。
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函館駅ではホームの両側に札幌行きの列車が連絡船から乗り継ぐ乗客を待っています。3番線は14:32発の室蘭経由札幌行き特急北斗5号、4番線は14:36発の倶知安、小樽経由の札幌行き急行ニセコ。私は急行ニセコに乗り継いで札幌へ向かったのでした。
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急行ニセコは20:33に札幌駅に到着。現在は高架駅になっている札幌駅ですが、この当時はまだ地上ホームでした。
さてこの日はこれで終わりではありません。最初の目的は流氷を見ることですから、更に札幌22:00発の網走行き夜行急行大雪5号に乗り継ぎます。
急行大雪5号までちょっと時間がありましたから改札を出て札幌駅の周りを散歩しました。函館では連絡船からすぐに急行ニセコに乗り継いだので、この時初めて北海道の街へ出たのですが、ここでちょっとびっくりした事があります。
駅から出ると雪が降っていたので、関東人の私は当然のように傘を差して歩き始めました。でもしばらくしてふと気付いたのです。周りの人達が誰も傘を持っていないことに・・・。そう、手で軽く雪を払うだけで全然濡れないのでした。
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急行大雪5号で車中2泊目。翌3月8日6:44に網走駅に到着した後、すぐに接続する釧網線に乗り継ぎ、いよいよ北浜へ。
私は海側の座席に座り、網走を発車した釧網線普通列車はまもなく桂台のトンネルへ。そのトンネルを抜けた瞬間、私の目に飛び込んできたのは水平線の彼方まで広がる大流氷原でした。
本当に言葉を失いました。感動とかの前に「これが海なの?」て感じだったかもしれません。やがて7時過ぎに北浜駅に到着。列車から降りた私はすぐに海岸に行きましたが、隙間無くびっしりと接岸した流氷の上に雪が積もっていて本当にどこまでが陸地でどこからが海なのか全く分からない状態。しばらくこの光景を見ているうちに「何かもの凄いものを見ているんだ」と、だんだん感動と興奮に包まれてきたと記憶しています。
フイルムの保存状態が悪く汚い画像ですが、ゴツゴツとした立派な流氷が隙間無く続いているのが分かると思います。

3月6日の夜に上野駅を出発し、車中2泊しながらはるばるやって来た網走の北浜で見た初めての流氷は期待以上の信じられないものでした。飛行機ではなく、列車を乗り継いでたどり着いたからこその感動がありました。
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この時はその後この北浜に移住するなんてもちろん夢にも思っていません。
この後列車で寝泊りしながら道内を周り、3月20日に帰宅。流氷やタンチョウや、日本とは思えない広大な景色に感動しまくり、すっかり北海道の虜になり、その後18年間旅人として北海道へ通った末に網走に移住することになるのでした。
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ちなみにこの時はタンチョウは知っていましたがオジロワシ、オオワシの存在は全く知りませんでした(笑)
あれからちょうど30年。
 

暴風雪

2015/03/02 20:33
 
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写真は16時30分頃に玄関前から撮影。静止画だと猛吹雪の様子が伝わらないかな。

午前中はただの降雪で昨夜お泊りになったお客様を送り出した後に市内へ買い物に行ったりしましたが、午後から強風が加わって今冬毎度お馴染みの暴風雪になりました。
JR釧網線は昨日からすでに今日の始発からの運休を決めていましたが、午前中は特に問題無く、路線バスは定刻通りに運転されていたので、お客様は路線バスで市内のバスターミナルに向かい、そこから札幌行きのバスに乗られました。

午後からの暴風雪でやはり国道も通行止めが相次ぎ、JR石北線も運休、女満別空港発着の飛行機も14時以降は全便欠航となり、またも網走は陸の孤島になりました。
本当に今年の冬は異常過ぎます。
明日は朝からこの湿った重い雪の除雪作業をしなければなりません。
 

今日の流氷

2015/03/01 19:47
 
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網走では27~28日にまた暴風雪に見舞われました。その置き土産で、離れていた流氷も昨日のお昼頃から夕方にかけてまた戻って来ました。上の写真は今朝6時30分頃に北浜駅から撮影したものです。

そして下の写真は今日のスノーシューツアーガイドで海を見下ろす崖の上から撮影した砕氷観光船「おーろら」です。
今日は「おーろら」も[「流氷ノロッコ号」も楽しめたことでしょう。
ガイドツアーのお客様も流氷と、頭上を次々と通過していくオジロワシ、オオワシの姿にとても喜んでくださいました。


しかし夕方北浜に戻るとまた流氷は離れていました。ホントに気まぐれで落ち着きの無い流氷さんです(笑)
明日はまた暴風雪になるとか・・・もううんざりです。
 

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プロフィール

金指 功(かなざし いさお)

  • Author:金指 功(かなざし いさお)
  • 2004年に埼玉県からウトロのホテル勤務を経て網走に移住。
    2007年2月から網走自然ガイド「オホーツク遊楽倶楽部」として網走の自然の魅力を伝えてきました。
    そして2013年、オホーツク遊楽倶楽部は網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」に生まれ変わり、新たな出発をしました。

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