オホーツクだより

網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」オーナーブログ

今日の小清水原生花園

2014/07/26 19:12
 
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小清水原生花園はエゾスカシユリ、エゾキスゲがほぼ終わり、ハマナスも花の数が減ってきましたが、現在エゾカワラナデシコが満開です。この花も清楚な美しさで好きな方が多いですね。


エゾキスゲはほぼ終わっていますが、まだ入口の釧網線踏切から天覧が丘にかけては綺麗に咲いているものが残っています。
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ヒロハクサフジ
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エゾフウロ
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他にエゾノカワラマツバ、カセンソウ、ノコギリソウなどが見られます。また、国道から濤沸湖側ではノハナショウブが満開です。
華やかなユリは終わりましたが、まだ魅力いっぱいの小清水原生花園です。
 

網走29.8度!

2014/07/22 21:15
 

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濤沸湖のヘイケボタル

2014/07/17 10:37
 
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今シーズンも「わしのとまり木」宿泊のお客様への濤沸湖ヘイケボタル無料観察会を始めました。終了時期はホタルの状況によりますが、大体8月中旬くらいです。

毎年観察している濤沸湖のヘイケボタル。湖畔の自分で決めた区間、時間で成虫の出現から終焉までほぼ毎晩観察、カウントし、気温と共に記録しています。カウントについては決めた区間を歩きながら自分が目視してカウンターを押しています。暗闇の中ですし、2重カウントや視認できない個体もあるでしょうから数字自体はそれほど正確なものではありませんが、目安にはなりますし、毎年この記録を続けていけば学者さんの研究で何かの役に立つ事もあるかもしれません。そんな思いで続けています。(ホタルの撮影は難しいので画像は2010年7月12日のものです)

近年各地の観光地などで観光の目玉などの目的でブリーダーなどからホタルを大量に購入して放したりしていますが、ホタルは同じ種類でも地域によって光り方や生活史などに違いがあります。ブリーダーによって養殖されたホタルを全く違う地域に放流する行為はそれぞれの地域個体群を破壊する可能性があり、同じヘイケボタルであっても外来種と似たようなもので、北海道の自然に魅せられて移住し、現在はその自然の素晴らしさを伝える立場となっている私としてはブリーダーによる養殖ホタルの放流はやめるべきだと考えています。

北海道に生息し、成虫になっても夜光るのはヘイケボタルですが、これも地域によって違いがあるようです。ヘイケボタルは北海道から九州まで広く分布していますが、同じヘイケボタルでも本州と北海道では光り方に違いがあり、更に同じ道内でも違いがありそうです。特に道東、道北では卵から成虫になるまで2年以上かかる事が確認されています。
ブリーダーからホタル幼虫をを購入→放流する際にはその餌としてこれもまたブリーダーが養殖したカワニナなど、本来そこに居なかったものが放流されるケースが多いです。人間の都合による本来の生態系を無視したこのような放流行為には正直言って憤りを感じます。残念ながら網走でもある所で濤沸湖からは離れていますがそのような行為が行われており、地元の小学生まで巻き込んでブリーダーから購入したホタルを放流して「地域の自然を回復しました」と美談に仕立て上げて小さな地元紙に報じさせるという・・・。近年の環境、生態系への意識が社会的に高まっている中で呆れてしまいます。
さすがに大手紙は取り上げませんが。


ちょっと堅いことを書きましたが、「わしのとまり木」の自然ガイドは「楽しみながらも自然に謙虚に真面目に向き合う」をモットーに本来の網走の自然を伝えたいと考えています。
今年の濤沸湖のヘイケボタルは7月8日に私の定めた区間で成虫を5匹初確認、その後15日に82匹、昨夜(16日)は130となりましたのでこれより宿泊のお客様へのヘイケボタル無料観察会を行います。時間は19:40頃から20:30くらいまでです。
1階談話室で簡単なレクチャーの後出発します。なお、雨天や気温が極端に低い場合はホタルもお休みしていますので中止となります。
人為的な放流がされておらず、昔からこの濤沸湖で脈々と命のリレーが続いてきた本来のヘイケボタル、柔らかく儚い命の灯を一緒に観察しましょう。
 

ノハナショウブが見頃です

2014/07/15 18:20
 
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今日の網走の最高気温は25.6度。数字だけ見ると大したこと無さそうに感じますが、体感的には30度以上に感じるくらい暑い一日でした。

小清水原生花園では国道と濤沸湖の間の湿地でノハナショウブが見頃を迎えています。
 

今日の小清水原生花園

2014/07/13 19:34
 
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今日、日中はやや暑さを感じたものの、夏の北海道らしい爽やかな晴天。


小清水原生花園を訪れた方々は入口でもある釧網線の踏切を渡り、先ず天覧が丘に上り、ここから見渡す360度の景色に歓声を挙げます。このブログでも毎回のように同じ景色をご覧頂いていますが、毎日行っている私でも飽きる事の無い素晴らしい景色です。
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花ですが、ナミキソウ、ムシャリンドウなどが咲き始めています。
ナミキソウ
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ムシャリンドウ
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今日の小清水原生花園

2014/07/08 19:24
 
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小清水原生花園はエゾスカシユリ、エゾキスゲ、ハマナスがピークをちょっと過ぎたところ。ここしばらく雨らしい雨がほとんど降っていないので私から見るとエゾスカシユリの色がちょっと褪せてきた感じもありますが、まだ十分綺麗に見られる状態です。

来週にはユリも終焉に向かうと思いますが、今度はエゾカワラナデシコ、エゾフウロが見頃を迎えてきます。
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晴れても寒い!

2014/07/06 19:06
 
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今日の網走は曇りのち晴れ。お昼頃までは雲で隠れていた斜里岳や知床連山ですが、午後からはすっきりとその姿が見られました。
しかし晴れても海からの空気がとても冷たく、最高気温は14.6度。夕方以降は厚着をしないと外に出られないほどに。多分10度以下じゃないかな。

 

今日の小清水原生花園

2014/07/04 21:07
 
午前中は曇り空、原生花園に居ると上着を着たくなるくらいでしたが、午後は青空が出て夏の陽射しと涼しい風で、訪れた旅行者の方々はイメージ通りの夏の北海道らしい爽やかさを喜ばれていたようです。

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そして今日また網走行き快速「しれとこ」とその折り返しの釧路行き「足湯めぐり号」にルパン車が入っていました。
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クルーズ客船サン・プリンセス入港

2014/07/03 21:33
 
今朝7時、網走港にクルーズ客船「サン・プリンセス」が入港、17時まで停泊しました。これから9月18日まで毎週木曜日に網走に入港します。これほどの大きな船だと北浜からでもその姿をはっきりと見ることができますので、北浜駅から望遠で撮影してみました。

入港時刻は7時ですが、このような大型船は接岸まで結構時間が掛かります。早起きして外の様子を見ると曇り空、海上は霧が掛かっていて視界が良くありません。「写真は無理かな」と思いつつ、5時半過ぎに北浜駅に行って沖を目を凝らして見ていると霧の中からサン・プリンセスがゆっくりと巨体を現しました。5時38分に撮影です。
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全長261メートル、全幅32メートル、総トン数77000トンという巨大船ですから既に十分速度を落としていてそろりそろりと網走港に近付いて行きます。6時13分撮影、船の向こうに見えるのは能取岬です。
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更に速度を落として網走港に入っていきました。6時27分撮影。
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その後現在毎日通っている小清水原生花園から10時頃、停泊中のサン・プリンセスを撮ってみました。これほどの船だから原生花園からも見えるだろうし、花を入れて船を撮ってみようと思いましたが、これ以降は気温が上がり、陽炎でぼやけてしまってダメでした。
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今日の小清水原生花園にはこのサン・プリンセスの乗客の方々も多数来られて最盛期の原生花園を満喫されていました。小清水原生花園では1日居るとオジロワシを何度も見ることができますが、タイミング良く見ることができた方は真っ盛りの花と共に見られて喜ばれたことでしょう。
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小清水原生花園最盛期

2014/07/02 21:02
 
夏の陽射しでも海からのひんやりした風が心地良かった今日の小清水原生花園。最盛期を迎えました。
これから来週くらいがピークでしょう。
北浜のわしのとまり木から小清水原生花園へはJR釧網線で1駅、車でも7分ほどです。どうぞご利用下さい。
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西女満別駅

2014/07/01 09:35
 
網走と札幌を結ぶ特急オホーツクが走る石北本線には知る人ぞ知る女満別空港最寄り駅「西女満別駅」があります。特急オホーツクはスピードを落とす事も無く一瞬で通過しますけどね。

釧網本線には以前からMOTレール倶楽部も入っている「釧網本線利活用推進協議会」がありましたが、石北線でも今年3月にオホーツク管内の石北線沿線の自治体、MOTレール倶楽部など鉄道に関係する団体などが集まり「石北本線利活用推進連絡会」が発足しました。JR北海道旭川支社、国交省北見運輸支局もオブザーバーとして協力して下さっています。

6月29日、この石北本線利活用推進連絡会の初めてのイベントとして西女満別駅で「西女de煮しめ」(にしめでにしめ)が開催されました。西女満別の略称「にしめ」で煮しめを食べながら石北線を考えようという駄洒落ですが、連絡会の関係者の顔合わせを兼ねた緩いお食事会のようなものです。

MOTレール倶楽部ではこのイベントに参加する際に女満別空港に近いとされている西女満別駅が実際に空港連絡駅として使えるかどうかを皆で体験してみようということになりました。
「西女de煮しめ」の開始時間は11時30分。実証に参加するメンバーは実際の旅行者と同じく旅行バッグなどに缶ビールなどの飲み物を詰めて網走バスターミナル9:45~網走駅9:50発の空港連絡バスで女満別空港へ。
10時20分に空港に到着した後徒歩で西女満別駅に向かう実証実験開始です。
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空港から駅までは距離にして2キロ弱、ルートは2通りあるとのことですが、実は私は女満別空港と西女満別駅を歩いた事は無く、道も知りません。他にも知らないメンバーがおり、実際の旅行者と同じく道を知らない私ともう1人が空港の案内所で駅までの道を尋ねてから二手に分かれて歩くという事になりました。

空港案内所の方は笑顔で丁寧に道を教えてくださり、いざ出発。
空港出口から左に行くルートと右に行くルートがあり、私のグループは左に行くルートへ。気温30度という暑さの中、10分ほど歩いて最初に交差する道を右折、畑の中の道をひたすら歩きます。実際の旅行者になったつもりであえてゆっくりした歩き方で、所々で立ち止まって写真撮影。
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やがて下り坂になり、その先に橋が見えました。石北線を跨ぐ橋です。
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橋からはすぐそこに西女満別駅のホームが見えました。いつもは列車で通る西女満別駅ですが、こうして見ると改めて木々に囲まれた秘境駅のムードがありますね。
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線路を越えるとすぐに駅の入口です。入口には石北本線利活用推進連絡会のノボリが立っていました。もちろん普段はこのノボリはありません。そしてちょうど右に分かれたグループもぴったり同じタイミングで来ました。2通りのルートは距離、時間とも全く同じだったわけです。
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駅では大空町、女満別観光協会の皆さん方らが早くから準備されていました。
空港ターミナルビルからの時間は両ルート共ゆっくりと歩いてちょうど30分でした。
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この日はこのイベントがあるので賑わいますが、こうして見ると本当に秘境駅です。普通列車に乗っても「なぜこんな所に止まるんだろう?」と思う方も多いでしょう。今では信じられませんが、国鉄が民営化される少し前くらいまでは駅員さんが常駐していたそうです。
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11時23分、北見からの参加者を乗せた列車が到着、網走のメンバー達でお出迎えです。
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11時30分、予定通り「西女de煮しめ」開始。当初の予定を大きく上回る50人ほどが集まり、大盛況!戦後間もなく「旭野仮乗降場」として設置されたお話しなど、昔を知る地元のお年寄りの話を興味深く伺いながらお酒を飲みつつざっくばらんに石北線への思いを語り合いました。西女満別駅に一度に50名ほども集まったのは地元のお年寄りの方も記憶に無いほど久しぶりのことだそうです。
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さて、空港連絡駅として西女満別駅が使えるかどうかは「人による」といったところでしょう。わしのとまり木を利用して下さるような旅人の方には試しに歩いてみるという方もいらっしゃると思います。
ただ、駅から空港までは基本的に上りですし、一般的な旅行者の方にはやはり現実的ではないかなといったところです。
今回の参加者の中では「女満別空港駅」に改称しようという話もありましたが、もしそうなったら一般の方の多くは羽田空港駅や新千歳空港駅と同じように空港の地下にあると誤解されてクレームの嵐となりそうです。


というわけで暑い中、大盛況で幕を閉じた「西女de煮しめ」でしたが、今年は他に石北線でのイベント列車などの計画があります。詳しい事が決まりましたら「MOTレール倶楽部」のフェイスブックページやこのブログでもお知らせします。どうぞ皆さん釧網線と石北線に乗ってみてくださいね!

 

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プロフィール

金指 功(かなざし いさお)

  • Author:金指 功(かなざし いさお)
  • 2004年に埼玉県からウトロのホテル勤務を経て網走に移住。
    2007年2月から網走自然ガイド「オホーツク遊楽倶楽部」として網走の自然の魅力を伝えてきました。
    そして2013年、オホーツク遊楽倶楽部は網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」に生まれ変わり、新たな出発をしました。

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