オホーツクだより

網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」オーナーブログ

10日ぶりの雪

2014/03/31 18:22
 
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網走は昨夜遅くから湿った雪が降り始めて今日一日雪になりました。多分21日の暴風雪の時以来ではと思います。フクジュソウが咲くなど暖かい日が多く雪融けも進み、既に除雪道具も綺麗に洗って片付けたところでしたが、まあこれくらいなら除雪しなくてもすぐに融けますのでもう除雪道具を出す事もないでしょう。
 

濤沸湖畔でもフクジュソウ開花

2014/03/28 19:59
 
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24日に能取岬でのフクジュソウ開花をお伝えしましたが、今日は私のもう一つのフクジュソウ観察ポイント、濤沸湖畔でも開花が見られました。写真は13時20分頃に撮影したものです。ちょっとこれだと開花と言えるかどうか微妙なとこですが、私の独断で開花ということで(笑)


このポイントでつぼみが開いたのは上の一つだけでしたが、他にいくつも開花寸前のものが見られました。同じ場所を昨日見たときは全然分からなかったんですが、フクジュソウはそういうもので、だからこの時期は自分の決めたポイントを毎日見に行く面白さがあります。
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タンチョウ夫婦は既にいつもの営巣地に入っています。まもなく産卵でしょう。今年も無事に子どもが育つようにそっと見守っていきたいですね。
 

網走海明け

2014/03/26 18:13
 
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今日の網走は曇り空、全体的に霞がかかり、夕方には更に視界がわるくなってきました。
気温は暖かく、雪融けが進んでいます。写真は今日15時20分頃にわしのとまり木2階から撮影したものです。

そして今日、網走地方気象台から「海明け」が発表されました。今年の海明けは3月7日だったとのことで、平年より13日早く、昨年より6日早いとのこと。ちょうどこのブログでも3月7日に「流氷なくなっちゃった」というタイトルで更新していました。
「海明け」とは「全氷量が5割以下になり、かつ沿岸水路ができて船舶の航行が可能になった最初の日」とされており、過去に遡ってその日が決まります。
この数日小さな流氷群が散在していて、このブログに能取岬などでの写真をアップしていましたが、小さな流氷群だったので、「全氷量が5割以下」「沿岸水路ができて船舶の航行が可能」という条件に合致していたのでしょう。
この後「視界内の水面で流氷が見られた最後の日」とされる「流氷終日」がまた過去に遡って来月中には発表され、「流氷初日」から「流氷終日」までの「流氷期間」が決まります。



今月17日のこのブログでお伝えした濤沸湖に水没したユンボの撤去作業が続いていましたが、先日1台が撤去され、今日残りの1台も撤去されました。写真は今日午前に撮影した様子です。この後夕方見に行ったら撤去は終了していました。この後今回の撤去作業のための重機の仮設通路の回復作業が行われるでしょう。
一連の工事が終わって落ち着けば野鳥は戻って来ると思いますが、1台の水没地点及び仮設通路周辺にアッケシソウがあるのですが、それは今年はダメだろうなと思います。
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なお、冬季のガイド「スノーシューで歩く森と海岸ツアー」は気温上昇により23日で終了いたしました。
「オジロワシ・オオワシウオッチング」は4月6日まで行い、午前中9:30~11:00も行っています。どうぞご利用下さい。
 

フクジュソウ開花

2014/03/24 19:34
 
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ヒシクイやアオサギの飛来をお伝えしてきましたが、今日また一つ春を見つけました。
この時期私は毎年濤沸湖畔と能取岬でフクジュソウを観察していますが、今日10時頃能取岬に行ってみると開花しているフクジュソウを見つけました。
他に咲いているのはないかと探してみましたが、今日はこの一つだけでした。
能取岬に行く前に近所の濤沸湖畔を見てみましたが、まだでした。
最初に咲く野の花、フクジュソウ、今週は気温が高い日が続くということで網走にも本格的な春の到来です。

※網走ではキタミフクジュソウとフクジュソウの2種が混在しています。図鑑などでは一茎に一つの花が付くのがキタミフクジュソウ、一茎に複数の花が付くのがフクジュソウとか、葉の裏の毛が多いのがキタミフクジュソウとか、がく片と花弁の長さの関係など、見分け方が載っていたりしますが、専門家の方のお話を聞いてみると、実際には様々な個体差があり、必ずしもそうとは限らないという事、特に網走周辺は混在しているそうなので、今後このブログではキタミフクジュソウとフクジュソウを分けず、フクジュソウとしてお伝えしていきます。



そしてこのフクジュソウの開花が確認できた今日10時頃の能取岬の流氷です。
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美幌博物館企画展「よみがえる!美幌川」

2014/03/23 19:35
 
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いつもお世話になっている美幌町の美幌博物館で企画展「よみがえる!美幌川」が今日から6月1日まで開催されています。美幌博物館と地元の人達が取り組んできた特定外来生物ウチダザリガニ駆除や、治水、利水のために設けられてきた川の段差によって上流と下流を行き来できなくなった魚のための魚道作りなどの取り組みについて展示解説しています。

今日は今年度最後の自然講座の後、担当の学芸員さんが一つ一つの展示を解説してくださいました。
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網走や美幌など、この地域の自然は素晴らしいものですが、一方で既に失われてしまった、または急速に広がる外来種によって失われようとしているものもあります。地味ですが、本来の地元の生態系を回復する大切な取り組みです。
いつになるか分かりませんが、再びイトウやシマフクロウが普通に住める環境を取り戻せたらと思います。


再接近してきた流氷は小さな流氷群ですが、夕方2階から見ると小清水原生花園から浜小清水方面に接岸しているようでした。16時20分頃に撮影です。
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流氷戻って来ました

2014/03/22 17:24
 
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昨日から今朝にかけて網走はまた暴風雪に見舞われました。ホントこの冬は雪が降るといえば暴風雪になることが多いです。写真は今朝7時過ぎのウチの玄関。
吹雪が多かったのでウチの周りは風で雪が吹き飛ばされて地面が露出している所もあれば、凄い吹き溜まりが出来ている部分もあったり・・・。
これまでもこの時期、遠く離れていた流氷が今回のような暴風雪で一気に戻ってくることがありましたが、近所の年配の方のお話ではこの時期の荒天を「彼岸荒れ」と言うのだそうです。


今朝のわしのとまり木からは流氷は確認できず、ちょっとがっかりしたのですが、午後に能取岬に行ってみたらしっかりと戻って来ていました。青い海面が多い3月下旬らしい流氷です。以下3枚は14時30分頃の能取岬です。
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その後北浜に帰宅するとウチからも沖に流氷が確認できました。15時30分頃に撮影です。
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この時期、緩い流氷なので動きやすいですが、今月いっぱいは見ていたいですね。
 

濤沸湖にアオサギ

2014/03/20 18:24
 
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昨日のヒシクイに続き、今日の濤沸湖ではアオサギが見られました。私は今年初めて見るアオサギです。全国どこにでも居るアオサギですが、網走では夏鳥。毎年今頃来て繁殖し、11月中にはほとんど姿を消します。
普段は数が多いのでほとんど気に留めることはありませんが、昨日のヒシクイやこれから咲き始める花と同様、やはりこの時期に初めて見ると春の到来を感じ、そしてその姿が見えなくなると冬の到来を感じます。

今日見られたのは7~8羽ほどですが、これから来月にかけてうじゃうじゃやって来ます。
 

ヒシクイが飛来

2014/03/19 19:11
 
昨夜は吹雪になった網走ですが、今日は朝から快晴。
午前中雪掻きをしていたら上空を10羽ほどのヒシクイが通過していきました。
このブログではずっと毎年春と秋にお伝えしていますが、ヒシクイはガンの仲間。東北方面などで越冬しますが、その渡りの途中で濤沸湖など、網走周辺で休息します。この後続々とやって来るでしょう。そして休息の後、更に北へと旅立って行きます。写真は今日16時前に濤沸湖で撮影しました。
春ですね。
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この数日見えなくなっていた流氷ですが、昨夜の吹雪のおかげか、能取岬では小さな流氷群が所々に漂っているのが見られました。14時10分頃撮影です。
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なお、北浜からは確認できませんでした。


ご好評のガイド「スノーシューで歩く森と海岸ツアー」はまだ積雪もあり、氷の滝もまだ見られますので今月23日までは受付中です。来週は気温がかなり上がりそうなので、23日をもって終了となりそうです。
写真は今日14時40分頃撮影しましたが、この時期までこの姿が見られるのはこのガイドを始めてから初めてだと思います。
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わしのとまり木では4月6日までガイド、宿泊共に空きがございます。どうぞご利用下さい。
 

濤沸湖

2014/03/17 19:50
 
いつも見ている濤沸湖。今月になってユンボが2台来ていましたが、私は「何か工事しているな~」と思う程度で特に気にしていませんでした。
それが新聞を見てびっくり!なんと氷の上に乗って浚渫作業中に割れて2台とも落ちたという・・・。

私は土木工事については全くの素人ですが、そもそも氷上に重機を乗せて工事をするのだろうかと。ここは国定公園内でラムサール条約登録地、天然記念物のオジロワシやタンチョウも繁殖する野鳥の聖地です。
工事をするには環境省や道の許可が必要で、それには施工方法も含めて許可申請を出しているはずなんですけどね。
氷の厚さなんてその時の気象条件によって違うし、この現場は湖口にも近く、海水も入る汽水域。氷は薄くて脆いはず。
氷上に重機を載せて作業するなんて、許可が出ないはずですが。

オイルフェンスで囲んでいますが、幸い大きな油漏れは無いようで、水没ユンボを回収するための作業も始まっています。

まず2枚の写真は3月11日に撮影した水没ユンボ。
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そして今朝の様子。回収のための作業が行われています。
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いつものタンチョウ夫婦はそんな事を気にすることも無くのんびりしていました。今月中にはいつもの営巣地に入るのではと思います。
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それにしても今回の事故を起こした工事業者さん、素人でもこうなる事は想像できるのにお粗末です。関係機関に凄く怒られてるだろうな。
 

ワシの水浴び

2014/03/12 20:55
 
今日の網走は一日晴天。春を感じさせる陽射しで気持ちの良い一日でした。
昨日再接近してきた流氷に大きな変化は無く、やや沖に離れた状態です。

お昼頃、網走湖では湖口に何羽ものオジロワシ、オオワシが集まっていましたが、ワシ達もこの気持ちよい晴天に次々と何度も繰り返し水に飛び込んで水浴びをする姿が見られました。
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今日の流氷ですが、まずは10時過ぎの能取岬です。
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そして15時前の天都山山頂に建つオホーツク流氷館から。
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網走に流氷再接近

2014/03/11 19:38
 
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網走では見えなくなっていた流氷ですが、再び網走に接近!今日の午後になって北浜のわしのとまり木からも水平線付近に見えてきました。14時前に撮影した写真を流氷サイトにアップしましたが、その後もほんの少し近付いたようで、15時30分にまた撮影したのがこの写真です。
緩い流氷だと思いますので今後の動きは分かりませんが、再度の接岸もありえると思います。

釧網線の流氷ノロッコ号は9日で今シーズンの運転が終了していますが、まだ通常の列車から流氷を眺めながらの釧網線の旅を楽しむチャンスはありそうです。
 

流氷無くなっちゃった

2014/03/07 17:50
 
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まだ少し強風が残ったものの、今日は天気も回復。今朝改めて海を見るとやはり網走から流氷は無くなっちゃっていました。


流氷はお隣の浜小清水から斜里~知床方面に寄っており、写真は上の北浜駅の後、浜小清水のフレトイ展望台から斜里方向を撮影したものです。8時30分頃。
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日中は能取岬に行ってみました。やはり流氷は見えません。11時過ぎ頃。
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お昼過ぎに天都山のオホーツク流氷館に行ってみました。標高207メートルの山頂からでも網走沖には流氷は確認できず、浜小清水~斜里知床方面に思いっきり片寄っているのが分かりますね。
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網走また猛吹雪

2014/03/06 19:56
 
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今日の網走は予報通り、発達した低気圧によりこの冬2度目の猛吹雪に見舞われました。上の写真は今朝9時30分頃にわしのとまり木から見た様子です。北西の強風で流氷が小清水~知床方面に吹き寄せられたのか、視界が悪くてはっきり確認できませんでしたが北浜では流氷が居なくなったように見えました。



朝の時点では先月の暴風雪ほどではなく、国道の通行止めも無く、JR釧網線も動いていましたが、それから午後にかけて吹雪は更に強まり、午後になるとウチからはほとんど何も見えなくなりました。15時頃撮影です。
この頃には国道もあちこちで通行止めになっていたようです。
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夕方になって猛吹雪もピークを過ぎたようで、強風は残っているものの、降雪は収まってきて視界が回復。
やはり北浜から流氷は消えていました・・・。
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ネットで道路情報やJR運行情報を見ると道路は周辺各地で通行止め、JRは石北線は通常通りの運行でしたが、釧網線は網走~摩周で終日運休となっていました。



話し変わりまして。
私は基本的にガイドや宿泊のお客様を撮影してネット上にアップする事はしていませんが、先月「スノーシューで歩く森と海岸ツアー」にご参加下さったお客様が素敵な旅行記を書いて下さいました。下記URLをクリックしてどうぞご覧下さい。
http://4travel.jp/travelogue/10863399


「スノーシューで歩く森と海岸ツアー」はまだフィールド状況は良好で、もう少し楽しめそうです。
現時点で8日のガイドはいっぱいですが、9日以降はガイド、宿泊共に空きがございます。どうぞわしのとまり木のガイド、宿泊をご利用下さい。
わしのとまり木ホームページ http://inspot.jp/kanazashi/
 

網走今日の流氷

2014/03/03 20:55
 
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網走の流氷は時々海面が開きながらも、訪れた方の期待を裏切らない状況が続いています。上の2枚の写真は今朝の流氷サイトにも掲載した今朝7時過ぎの北浜の海岸です。


お昼頃に能取岬に行ってみました。流氷は岬の東側から網走市内~知床方面に寄っているようで、岬の北~西側は海面が広がっていました。
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昨日の写真ですが、わしのとまり木1階談話室の窓の前にベニヒワがやって来ました。
わしのとまり木では餌付けは一切行っていませんが、様々な小鳥達がやってきますし、季節を問わずキタキツネも来るんですよ。夏はノゴマやベニマシコも窓から見られることがあります。
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6日木曜日は荒れた天気になるとの予報です。
 

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プロフィール

金指 功(かなざし いさお)

  • Author:金指 功(かなざし いさお)
  • 2004年に埼玉県からウトロのホテル勤務を経て網走に移住。
    2007年2月から網走自然ガイド「オホーツク遊楽倶楽部」として網走の自然の魅力を伝えてきました。
    そして2013年、オホーツク遊楽倶楽部は網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」に生まれ変わり、新たな出発をしました。

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