オホーツクだより

網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」オーナーブログ

日中も氷点下

2011/11/30 16:50
 
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今日(30日)の網走は1日中小雪が舞う天気。写真は正午頃の北浜の麦畑です。
この時の気温は-2度。今月半ばに少し積もったものの、すぐに融けていましたが、再びうっすらと雪化粧しました。明日の最低気温は-6度との予報。
でも根雪になるのはもう少し先になりそうです。
 

今年のウチダザリガニ

2011/11/24 21:26
 
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2008年の夏から美幌博物館で取り組んでいる特定外来生物ウチダザリガニの駆除作業。
このブログでも時々お伝えしてきましたが、私は今年も5月28日から9月10日までの間、計9日間作業に参加、今年は特に生息密度が濃い1~2キロほどの区間で行いましたが捕獲数は合計9600匹あまりとなりました。
写真上は5月28日の作業の様子、下は7月24日のものです。

捕獲数は年々増えていますが、これは地元の高校生も参加するなど、作業の参加者が増えていることや毎年参加している私達が作業に慣れてきているためで、駆除作業をしているにもかかわらずこの区間でウチダザリガニが増えているということは無いと思います。
まあ特に減っているという実感も正直言ってありませんが。
ただ、大型の個体は減ってきたかなという感じはあります。
気性が荒く、適応できる環境の幅も広い上にこの川では天敵もほとんどいないですから、これからも根気強くやっていくしかありませんね。


美幌博物館では今月から環境省の許可を得て1階ロビーの水槽で生きたウチダザリガニを展示しました。
特定外来生物に指定されているので博物館といえども法に基づいた許可が必要です。
今回の展示ではウチダザリガニが在来の生物に与える影響を分かりやすく知ってもらうために水槽を3つに区切り、それぞれ底にパイプを設置、そして元々地元の川に棲んでいるハナカジカとウチダザリガニを一緒に入れた区画、ウチダザリガニのみを入れた区画、ハナカジカのみを入れた区画としました。
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在来の魚であるハナカジカも外来種のウチダザリガニも川では石の下や物陰に潜んで暮らしています。つまり美幌町内の川では居場所が完全に競合するのです。
この水槽でウチダザリガニのみを入れた区画とハナカジカのみを入れた区画を見るとそれぞれ同じようにパイプの中に入ってじっとしている事が多いのが分かります。
元々地元の川の石の下などを居場所としていたハナカジカ、そこに突然外来種のウチダザリガニが来たら・・・。
ウチダザリガニとハナカジカを一緒に入れた区画を見ると一目瞭然、この写真がそうですが、ハナカジカは全てパイプの外にいます。そして写真には写っていませんがウチダザリガニは全てそれぞれのパイプの中に入っていました。
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ハナカジカが最初にパイプに入ったとしても追い出されたのでしょう。そしてウチダザリガニがパイプに入るとハナカジカがそれを追い出すことはできないようです。


もちろん、在来の生物同士でも様々な生存競争があります。しかしその中でそれぞれの個体数が自然に調整されてバランスを取り、その地域の生態系が形成されるわけです。
そのようにバランスを取ってきた生態系の中に人為的に持ち込まれた外来種が入ってきたらどうなるか。
この水槽の中と同じようなことがこの地域の川で起こっているわけで、居場所を奪われたハナカジカはその数を減らしていくことになります。
外来種が在来種に与える影響を分かりやすく表現したこの水槽展示、機会がありましたらぜひ見て頂きたいと思います。
 

魚道造り

2011/11/20 17:50
 
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先日積もった雪はその後の気温上昇と雨で全て融けました。
今日は朝から美幌博物館のお手伝いで美幌町郊外の小さな川の魚道造りに参加してきました。
この川にはサケ、カラフトマスが遡上する他、同じサケ科のアメマス、ヤマメやフクドジョウ、カジカの仲間などが棲んでいます。

治水のために造られた落差工、治水には有効ですが、魚にとってはこの段差を超えるのは大変な事で、落差工があることで生息地が分断されてしまいます。
サケ科のように川と海を行き来する魚に影響があるのはもちろんですが、一生川に棲む魚であっても産卵に適した場所、稚魚から成魚になるまでにもその過程で適した場所がそれぞれあり、本来は1つの川の中で上流と下流とを移動しながらその時の最適な場所を探します。
しかしこのような人工的な構造物で分断されると魚の移動できる範囲が狭くなり、その分だけそこに棲む魚にとってはその時その時の適した生息場所が減ることになり、やがてそこに棲む魚の数自体が減っていきます。

今日の作業は落差工を残し、その治水機能は生かしたまま、魚達が行き来しやすいように魚道を造るものです。
美幌博物館の学芸員さんたち、農大の学生たち、そして学芸協力員の私達の他、この川に面した畑を所有する農家の皆さんたちとで作業を行いました。

落差工の下流側の中央にプラスチックのネットを敷き、石を詰めて盛り上げ、その両側に緩やかな勾配の魚道を造り、落差工との段差を少なくします。盛り上げた部分の石が増水で流されないように上からプラスチックのネットを被せ、固定して作業完了。
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通常水位の時は魚たちは両側の緩い勾配の魚道を通り、小さくなった段差を軽いジャンプで超えられます。
増水時は石で盛り上げた部分の上も含めて全体が緩い勾配になり、魚にとっては移動がしやすくなります。
簡素なものですが、このような魚道はその後の魚類調査で改善効果がはっきりとデータに出ています。
自然界は微生物から大型鳥獣まで全てが繋がっているものです。魚たちが棲みやすい環境は他の生物たちにとっても良い環境。これからもこのような地道な作業をコツコツと続けていけたらと思います。
 

積もりました

2011/11/16 19:02
 
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昨日初雪となったものの、ちょっと雪が舞った程度でしたが、今日未明に本格的に降ったようで、朝起きたら一面真っ白。
写真は今朝5:30頃の家の周りです。

今日の網走の最高気温は+3.4度、これから明日にかけても雪が降るようですが、週末は10度前後まで上がるとのことで、今回積もった雪は一旦全て融けそうです。

日中の雪景色の写真も撮ったつもりでしたが、帰宅したらCFカードがパソコンに刺さったままでした・・・。
 

初雪

2011/11/15 18:53
 
昨日から今日にかけて北海道の平野部でも各地で初雪となりましたが、網走でもやっと今日初雪となりました。
と言っても積もる事も無く、舞った程度。
平年より15日、昨年より20日遅く、観測史上5番目に遅い記録だそうです。
気象台のHPによると、過去最も遅かったのは1933年で、11月18日だったとのこと。

初雪と言っても積もることは無く、舞った程度。
私は今、小清水の農家のお手伝いをしていますが、小清水でもお昼頃に僅かな小雪が舞いました。
下の写真はその時に撮影した農家の畑です。本当に僅かな雪だったので、写真には写るはずも無いですが(笑)
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明日、明後日も雪の予報。今度こそ初雪景色が見られるでしょうか。
 

斜里岳

2011/11/10 19:03
 
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今日の網走の最低気温は+1.8度、最高気温は+12度。
今、網走の隣町、小清水町の友人の農家のお手伝いをしていますが、雪化粧した斜里岳がとても綺麗だったので、休憩時間に写真を撮ってみました。
もう来年の6月くらいまで山頂の雪が消えることは無いでしょう。

そしてこの雪はようやく平野部にも降りてくるようで、天気予報では来週月曜から水曜まで網走に雪だるまのマークが付きました。
平年よりかなり遅くなりましたが、来週には網走も初雪となりそうです。
タイヤ交換、いいタイミングだったな(笑)


斜里岳を撮っていたらちょうど上空をヒシクイの群れが通過していきました。
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タイヤ交換

2011/11/07 19:56
 
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夜、周囲が静まると濤沸湖からハクチョウの声が聞こえてきます。
斜里岳の山頂付近は薄く雪化粧していますが、平地ではまだ雪が降りそうな気配がありません。
この冬の網走の初雪はいつになるのでしょう・・・。

とはいえ、お隣の小清水町の農家さんのお手伝いで早朝家を出ますので、路面凍結に備え、今日車のタイヤをスタッドレスタイヤに交換しました。

冬タイヤに交換するとひたすら雪が降るのを祈りたくなります。
なにしろ冬タイヤは減りが早いもので・・・(笑)
 

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プロフィール

金指 功(かなざし いさお)

  • Author:金指 功(かなざし いさお)
  • 2004年に埼玉県からウトロのホテル勤務を経て網走に移住。
    2007年2月から網走自然ガイド「オホーツク遊楽倶楽部」として網走の自然の魅力を伝えてきました。
    そして2013年、オホーツク遊楽倶楽部は網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」に生まれ変わり、新たな出発をしました。

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