オホーツクだより

網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」オーナーブログ

タンチョウ

2011/09/30 20:40
 
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これまで時々お伝えしてきた濤沸湖のタンチョウ、7月初めの頃以来、今日久しぶりに見ることができ、撮影もできました。今年このブログでは3月8日に紹介していますので、そちらもご覧ください。

今年も春に2羽の雛が誕生し、私自身が前回見た時までは2羽とも育っていました。
その後7月中旬くらいに知人から「どうも1羽落ちたらしい」と聞き、ちょっと残念。

そして今日、自分の目で幼鳥1羽のみであることが確認できました。
遠くから撮っているので分かり難いかと思いますが、写真に3羽写っているタンチョウの真ん中が幼鳥です。

やはりどうしても途中で1羽は落ちてしまうことが多いようです。
おそらくキツネやオジロワシなどの敵に捕食されてしまうのでしょう。もちろん、捕食者も生きるため、それが自然の摂理です。

この時期、ここまで大きくなると親の後に付いて練習しながら飛べるようになり、時々近くの畑や湿地などへ移動している姿を見ることがあります。
しかしまだ飛ぶのは初心者、数年前にはせっかくここまで育ちながら飛行中に電線に引っ掛かり、命を落としてしまった事がありました。

今年のこの幼鳥、無事に独り立ちしてほしいものです。
 

爽やかな天気

2011/09/25 17:02
 
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今日の網走は朝から爽やかな天気。
最低気温は12.4度、最高気温は21.8度でした。

写真は今日午後の濤沸湖です。


北浜では午前10時頃から12時半頃まで町内会の防災訓練が行われました。
災害発生の放送を合図に私も両親を車に乗せて近くの避難所へ。
指定されている避難所まで、ウチから車でゆっくり走って2分くらい。
世帯数の少ない小さな集落ですから道路の渋滞は全く無く、スムーズに避難所の駐車場に入れました。
徒歩でも10分くらいかな。

避難所では全員に市から提供された非常食の試食会も行われました。
調理や温めも不要のたまご丼、赤ちゃんからお年寄りまで誰でも食べられるようにと、ご飯はお粥に近いくらいの柔らかさで、私自身にとっては正直言ってお世辞にも「美味しい」とは言えないものでしたが、それは平時の訓練だからですね。
本当の災害発生時は個人の好みなんて言っていられませんから、非常食としてはこれで十分だと思います。

今年は東日本大震災や台風などの記憶も新しく、私も含め参加した北浜の住民の皆さんは真剣に消防や市の職員の人達の話を聞いていました。
網走はとても災害の少ない所ですが、やはり最低限避難所までの道順や所要時間などは確認しておいたほうがいいですね。
 

台風

2011/09/22 12:38
 
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日本列島を縦断した台風15号は久しぶりに強い勢力を保ったままこちらに来ました。
網走では昨夜遅くから雨が降り始め、明け方に「ゴオーッ」という強風の音で間が覚めました。

網走の小中学校は全て休校、JR釧網線は一部の列車が運休したようです。
写真上は今朝8時頃にウチの窓から、下の写真はお昼前の北浜の海岸です。

台風の速度が速いので、お昼前くらいから雨、風は治まりつつあります。
 

釧網本線全通80周年

2011/09/20 21:18
 
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網走は朝晩寒くなってきました。
粗末な造りの我が家は18日から夜はストーブを点けています。
今日の最低気温は10.7度、最高気温は19度でした。

1931年9月20日、札鶴(現 札弦)と川湯(現 川湯温泉)が結ばれたことにより、釧網本線が全通。
今日で全通80周年となりました。

私が初めて釧網線に乗ったのは1985年3月、人生初めての北海道旅行の時でした。
流氷とタンチョウが見たくて北海道旅行を計画、国鉄の北海道ワイド周遊券を使っての2週間の汽車旅でした。
当時はもちろんインターネットは無く、情報は雑誌のみ。リアルタイムで流氷の状況を知るのは難しい時代。
当時の私は北海道の3月はまだ真冬と思い込んでいたので、何の疑いも無く3月に旅行を計画、先ず目指すのはオホーツク海、流氷を見てから道内を周ろうと考えました。
そして上野駅から青森行きの寝台特急に乗り、青森で青函連絡船、函館から札幌行きの急行列車、更に札幌から網走行きの夜行急行列車に乗り、上野を発ってから3日目の早朝、網走駅に降り立ちました。

当時の国鉄路線は湧網線、名寄本線などなど、オホーツク海沿岸を走る路線は他にもありましたが、当時もオホーツク海に一番近い駅は北浜駅ということで、その北浜駅を目指し、釧網線の朝一番の列車に乗り換えました。
そして列車が桂台のトンネルを抜けた瞬間目に飛び込んできた、海を覆い尽くす流氷に言葉を失いました。
そして北浜駅で下車。

接岸した流氷に雪が積もり、どこまでが陸でどこからが海なのか分からない光景にただただ感動でした。
私にとっての釧網線はそれが最初の出会いだったのです。
下の2枚の写真はその時のものです。古く保存状態が悪いネガフイルムを自分のスキャナでスキャンしたものなのでお見苦しくてすみません。
この時は20年後に網走に移住、さらにこの北浜に住む事になるなんてもちろん考えるはずもありませんでした。
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2週間の旅行中、釧路からも釧網線に乗りました。この写真は釧路駅で撮影した急行しれとこ号。
現在は快速ですが、当時は急行列車、途中の標茶まで、分岐する標津線の根室標津行きを併結していました。
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そして以下、これまでこのブログでご紹介してきたものが多いですが、網走に移住してから撮った写真です。
撮影時期は順不同、写真の説明は省略させていただきますが、よろしければご覧下さい。
かなりたくさんあります(笑)

釧網線は流氷や釧路湿原など、素晴らしい自然の中を走る、北海道の魅力を凝縮したような路線です。
現在も多くの旅人から人気があるようですが、沿線人口は少なく、乗客の減少は続いているようで、将来決して安泰とは思えません。
沿線住民としても絶対に廃線になることが無いようにその魅力を伝え、更に将来全通100周年を祝えるように盛り上げていきたいと思います。
もっとも、100周年の時は私は66歳になっていますが(笑)
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そして来年10月、網走駅が100歳になります。
 

サケ

2011/09/15 20:04
 
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9月も半ば、網走湖にも遡上してきたサケの姿がちらほら見られるようになってきました。
写真は今日午後の網走湖キャンプ場付近です。

ここに集まって来るサケやカラフトマスの多くは下流の網走川に設けられたウライ(魚止め)で捕獲、人工孵化させて網走湖に放流されたものですが、網走湖を通過して更に網走川水系各河川に遡上するものも多く、それらは自然産卵しています。



川に入ったサケ・カラフトマスは漁業者や学術調査などで特別な許可を得た者以外は捕獲禁止ですが、海では釣ることができます。
網走周辺の海岸でも釣り人が増えてきました。
私は釣りをしないのですが、今年から6~10月の間北浜で一緒に暮らしている両親が今月に入り、毎朝のようにサケ釣りに行っているようです。徒歩5分で海岸ですからね。
まあ両親がと言うより父が釣りに行くのですが、体力が衰えた父に母が仕方なく付き添っているようで・・・。
本人も私達家族も釣れるとは思っておらず、散歩のついでという感じ。

その父から今朝早く電話があり、「1本釣れた!そして1本そばに居た人から貰った。重くて大変だから車で迎えに来てくれ」とのこと。
車で行くと海岸に通じるコンビニ横の踏切にサケ2本ぶら下げた両親の姿。
この写真、下の大きなメスが父が釣ったものだそうで、もちろん、イクラもどっさり入っていました。
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話を聞くと、力が弱っている父はサケが掛かったリールを巻くことが出来ず、そのまま竿を担いで浜を登って引張り上げたのだとか。
サケが砂浜まで上がった時、周囲の人達から拍手されたそうです(笑)

 

オホーツク食い倒れ 2011 号が走ります!

2011/09/09 18:58
 
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10月9日(日)あの「オホーツク食い倒れ号」が再び釧網線を走ります!
写真は昨年9月12日のオホーツク食い倒れ号、石黒明氏が撮影したものです。

今年は釧網本線全通80周年。
これを記念して沿線自治体やJR北海道、国交省、MOTレール倶楽部、釧路臨港鉄道友の会などで構成される釧網本線利活用推進協議会の記念事業として網走から食い倒れ号、釧路からも臨時列車を出して摩周駅で合流するイベント「摩周で会いましゅう」が3月20日に行う予定で企画され、MOTレール倶楽部でもバーベキュー列車「海明け食い倒れ号」として企画、準備を進めていました。
しかし、イベント開催を目前にした3月11日、東日本大震災が発生、未曾有の大災害の直後という事もあり、3月20日は中止、延期するということになりました。



そして今回改めて10月9日に記念イベント「摩周で会いましゅう」を行う事になりました。
網走からは昨年と同様バーベキューカー2両を気動車で挟んだ「オホーツク食い倒れ 2011」号を走らせます。
実りの秋、沿線の美味しい農産物、海産物をバーベキューカーで味わいながら紅葉最盛期の釧網線の車窓を楽しみ、摩周駅まで往復します。
摩周駅では釧路からの臨時列車「摩周で会いましゅう」号の乗客の皆さん達と合流、摩周駅近くのホールで交流イベントを行います。
「オホーツク食い倒れ 2011」号の企画はJR北海道さんの協力を頂きながらMOTレール倶楽部で行っていますが、主催はJR網走駅ツインクルプラザ網走支店です。お問い合わせ、お申し込みはJR網走駅ツインクルプラザへお願いいたします。
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なお釧路からの「摩周で会いましゅう」号は特急オホーツクにも使われている特急形気動車キハ183系4両で運転されます。特急車両が釧網線に入る事は珍しいですからこちらも楽しみですね。
摩周で会いましゅう号についてはこちらをご覧下さい。
http://www.jrkushiro.jp/press/20110831masyuu.pdf



網走からの「オホーツク食い倒れ 2011」号、バーベキューカーを挟む気動車2両のうち、1両はステンレスのキハ54ですが、もう1両は昨年JR釧路支社で復活させた鉄ちゃん心をくすぐる国鉄時代の朱色塗装(通称タラコ、首都圏色)のキハ40が入る予定です。(連結位置は未定。また、変更される場合もあります)
下の写真は1985年3月、私が初めて北海道を旅行した時に根室本線厚床駅で撮影した国鉄時代の朱色のキハ40。当時ここから分岐していた今は無き標津線の列車です。
この色の車両が今回連結されます。私にとっても懐かしい色です。
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今回の食い倒れ号のヘッドマークは昨年の食い倒れ号のデザインをベースに、レール倶楽部会員の様々な意見をデザイン担当のメンバーがまとめ、新たに作り直してくれました。どんなヘッドマークかは当日の列車を見てのお楽しみということで。

当日は沿線の紅葉もピークだと思います。
紅葉の中を走るオホーツク食い倒れ2011号、とても楽しみです。

 

秋の使者

2011/09/07 19:44
 
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この数日こちらでも雨が多かったですが、今日の網走は快晴。
最低気温は15.4度と、朝はひんやりでしたが、最高気温は26.7度まで上がりました。
でも爽やかで気持ち良かったですよ。

9月に入って早々、北浜の我が家の上空を秋の使者ヒシクイが時々通過していく姿を見かけるようになりました。
突然飛んでくる(当然ですが)のでなかなか写真撮れずにいましたが、今日の夕方、自宅に帰ったところで「クワッ、クワッ・・・」という声が。
急いでカメラを用意して窓を開け、慌てて撮ったので不鮮明ですが、この秋初のヒシクイ写真です。

これからどんどんやって来て濤沸湖など、網走周辺の湖沼の周りは賑やかになります。
ヒシクイたちはここで一時羽を休め、やがて更に南へと再び旅立って行きます。

秋ですね~。

 

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プロフィール

金指 功(かなざし いさお)

  • Author:金指 功(かなざし いさお)
  • 2004年に埼玉県からウトロのホテル勤務を経て網走に移住。
    2007年2月から網走自然ガイド「オホーツク遊楽倶楽部」として網走の自然の魅力を伝えてきました。
    そして2013年、オホーツク遊楽倶楽部は網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」に生まれ変わり、新たな出発をしました。

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