オホーツクだより

網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」オーナーブログ

流氷少し戻りました

2011/02/26 16:22
 
昨夜強い北風が吹いていたので、今朝起きた時にちょっと期待して窓の外を見たら水平線の手前に白い線が見えました。
早速駅の展望台に行って撮影したのが下の写真。
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小さく貧弱な流氷群ですが、午後になって更に近付いてきました。
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しかし今夜遅くから南風の予報。
せっかく戻って来た流氷もまた見えなくなってしまうかもしれません。

これからしばらくこのように行ったり来たりを繰り返しそうです。
 

釧網本線

2011/02/24 23:55
 
今日24日の網走の最高気温はなんと+9度まで上がりました。
雪融けも一気に進み、もうそこらじゅうびしょびしょ。

昨夜からの強い南風で流氷は更に遠ざかったようで、網走周辺は大海原が広がる中に小さな流氷片がプカプカ浮いてる程度です。
これで今年の流氷が完全に終わりとは思いませんが、今回はそう簡単には戻らないかもしれません。



私の地元北浜を通るJR釧網本線、網走と釧路(路線として正確には東釧路)約170キロを結ぶローカル線です。
全線乗り通すと3時間から3時間20分くらいの旅になります。
乗客数は減り続けており、沿線住民として今後の行方が心配ですが、これまでもこのブログで「流氷ノロッコ号」など、ご紹介してきたとおり、列車に乗りながら流氷や知床連山が見られ、原生花園や釧路湿原など四季それぞれの素晴らしい景観の中を走るとっても素敵な路線です。
例えば冬に全線乗り通すとオジロワシ・オオワシ・エゾシカ・キタキツネ・タンチョウといった動物たちが列車から見られることも多く、まさに北海道の魅力の全てがこの1本のローカル線に凝縮されていると言ってもいいでしょう。
そして今年9月、釧網本線は全通80周年を迎えます。

過去に撮影した釧網線の写真を数枚。
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昨年このブログでもお伝えしましたが、昨年6月に鉄道に関心のある様々な職業の人達が集まり、鉄道を通して地域づくりに取り組もうと「MOTレール倶楽部」という会が発足しました。
地元の鉄道、石北本線、釧網本線は共に乗客の減少が続いており、重要な公共交通でもある地元の鉄道を沿線住民の人達に再認識してもらい、なんとか盛り上げようと、それぞれの本業の合間を縫って活動しています。

昨年9月に早くもその活動が一つの形になって実現しました。
自分たちが企画した列車「オホーツク食い倒れ号」を釧網線に走らせたのです。
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この時の様子は昨年9月17日のこのブログ「釧網線貸切列車大成功!」
http://kanazashi.blog2.fc2.com/blog-date-201009.htmlをご覧下さい。


そして昨日(23日)MOTレール倶楽部として5人で網走市の水谷洋一市長に面会してきました。
これは「みんなの市長室・みんなで考える網走」と題した市長の取り組みで、昨年の市長選挙の際、水谷氏が公約したものを実現したものです。
3人以上のグループで、先着順に1グループ20分市長とお話が出来るものです。
これにMOTレール倶楽部として応募したもので、メンバーの橋本事務局長が頑張り、1番目をゲット。
鉄道だけに限らず、バスも含めた公共交通の重要性と改善案をお話しし、石北線、釧網線の現状などについても意見を交わしました。
私より2歳上の若い市長さんで、20分という短い時間でしたが、和やかに懇談してきました。
写真左が水谷市長、右がMOTレール倶楽部橋本事務局長です。
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そしてその釧網線に3月20日、あの食い倒れ号が再び走ります!
昨年9月の「オホーツク食い倒れ号」運転の後、次の列車の企画が持ち上がり、今度は流氷シーズンにと言う話だったのですが、ご存知の通り、この時期は流氷ノロッコが1日2往復運転されます。
特に網走~斜里は途中上下の列車が交換できる駅は浜小清水だけということもあり、線路容量的にこれ以上更に別の列車を入れるのは無理ということで、ノロッコ運転終了後ということに。
列車名は「海明け食い倒れ号」で、前回は網走から川湯温泉まで往復しましたが、今回はちょっと足を伸ばし、摩周駅まで行きます。

列車は昨年と同じくバーベキュー車2両を気動車で挟んだものですが、前後の気動車のうち1両は昨年JR釧路支社が国鉄時代の朱色の塗装を復活させたキハ40が入ります。

また、今回は沿線自治体や国交省、JR,大学などで構成される「釧網本線利活用推進協議会」の補助事業として行われ、同日に釧網線で結ばれている釧路からも摩周駅に向けて団体臨時列車が走ります。
釧路からの列車は現在流氷ノロッコ号として運転されている車両で、列車名は「早春ノロッコ号」

摩周で「海明け食い倒れ号」と「早春ノロッコ号」の乗客達が顔を合わせ、駅近くの摩周湖ホールで全通80周年交流イベントを行います。

詳しくはこちらhttp://www.jrkushiro.jp/tabisite/senmou.htmlをご覧下さい。


今回の「海明け食い倒れ号」は網走駅旅行センター主催として行いますが、列車の企画内容は前回同様JR北海道さんのご理解とご協力を頂きながらMOTレール倶楽部で行っています。
また楽しい列車になりそうですよ。
 

またいなくなりました

2011/02/23 18:01
 
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今日の網走の最低気温は-7.7度、最高気温は+5.8度まで上がりました。
道路はびちゃびちゃです。

そして流氷、いなくなっちゃいました・・・。
写真は今朝8時30分頃の北浜です。
氷泥が積み重なって固まった定着氷が海岸に張り付いているだけす。


今朝の段階では水平線上に後退した流氷が見えていました。
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しかし夕方にはほとんど見えなくなっちゃいました。
これからも南風で、明日の最高気温は+7度まで上がる予報。

このまま終わるはずは無い・・・と思いたいです。
 

緩んできました

2011/02/20 17:40
 
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接岸していた流氷ですが、元々小さな流氷片と氷泥が混じって凍った脆弱なものだったため、昨日、今日と日中の気温が上がってきて緩んできました。

写真は今朝の北浜です。
今朝の時点では一部沖に離れていましたが、夕方になってまた戻って来たようです。

上から二枚目も同じ時間に撮影しましたが、この写真でお分かりのように、かなり緩んでいます。
夕方戻って来たものはもう少し密度があるようでしたが、こんな感じでうねりに揺れていました。
こんな状態だといくらでも動いてしまいます。

網走にも春の足音が聞こえてきたようで、今後1週間くらいは日中の気温が+になる日も多いようです。
流氷はまた更に緩み、沖に離れたり、また接岸したりを繰り返すのではと思います。



今日午後の市内前浜の様子です。
市内周辺は流氷が離れていますが、「おーろら」は沖の流氷に入っていました。
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接岸状態続いています

2011/02/18 17:32
 
流氷シーズン中だというのにブログの更新が空いてしまいました。
網走の流氷情報については「流氷サイト」に地元プロ写真家の須藤勝則さんと共に流氷日記として書かせていただいています。
流氷シーズン中は、このブログと写真も含めて内容が重複する事が多いですが、そちらもご覧下さい。
流氷サイトはこちらをクリックして下さい。http://www.noah.ne.jp/ice/

さて、今日の網走は朝から雪。
午後から吹雪き始め、今夜にかけて荒れる予報です。

14日に戻って来た流氷はその後も接岸した状態が続いています。
市内周辺では昨日と今日は離岸していますが、北浜では接岸したままです。
雪の中、今日の流氷です。

市街地近くの海岸町から二つ岩を見たところ。
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北浜の海岸です。
この天気では全体が白く見えて何がなんだか分かりませんね。一応流氷がびっしり接岸しているのですが(笑)
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流氷戻ってきました

2011/02/14 20:12
 
12日夜から昨日(13日)にかけて網走は暴風雪に見舞われました。

そしてようやく風雪も治まり、穏やかな朝を迎え、窓の外を見ると海が白い・・・。
戻ってきた!

北浜の海に流氷が戻ってきました。
すぐに着替え、7時前に駅の展望台へ。
ちょうど網走駅6時41分発の釧路行きの列車が到着するところでした。
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ちなみにこれは昨日10時20分頃に同じ構図で撮った釧路行き快速しれとこ号の写真です。
流氷は気まぐれ、1日、いや、数時間でも状況がまるっきり変わってしまいます。
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まだこの今朝7時頃の段階では数百m沖には海面が広がり、接岸している流氷も細かく貧弱なものでしたが、その後時間が経過するにつれて密度が増し、面積も拡大、15時30分頃に北浜の高台から見るとこのような状況になりました。
沖に開水面がありますが、更にその後ろにも流氷が見えています。
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同じ場所から北西方向。
市内周辺から能取岬東側には流氷はまだ戻っていません。今日の流氷は東から西へ埋まっていく感じでした。
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市内周辺には流氷は無く、昨日までの暴風雪の影響で海はまだ大荒れ。
この状況ではもちろん「おーろら」は全便欠航。12日から3日連続の全便欠航となってしまいました。
お昼頃に撮影です。
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流氷無くなっちゃった

2011/02/11 17:18
 
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流氷は気まぐれではありますが、とうとう網走では殆ど見えなくなっちゃいました。
今日(11日)の北浜駅と市内の高台からの様子です。


「おーろら」が行くその先に流氷はありません。
今日の「おーろら」は朝の初便が時間延長で辛うじて沖の流氷に届いたようですが、それ以降は流氷なしで「海上遊覧」となりました。
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能取岬もこの状況でした。
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しかし、このまま終わることは無いはずです。
この連休を楽しみにしていた方々には大変申し訳ありませんが、予報では明日は北東から北の風になり、夕方から明後日にかけて猛吹雪になるようです。
風の向きと強さから、この吹雪が治まる頃にはまた一面の流氷原になるのではと思います。
 

網走湖のアザラシが帰ってきた

2011/02/09 18:06
 
1月13日のこのブログで能取湖に入ったゴマフアザラシの群れを紹介しましたが、一昨年までアザラシの定番スポットだった網走湖湖口には今年も現れず、もうここには来ないのかと諦めていました。

しかし昨日、ガイド仲間のオホーツク自然堂さんや夏に網走湖でカヌーガイドをしている秦さんから相次いで「アザラシ来たよ」と連絡が入り、私も早速今朝見に行ってきました。

まだ1頭ですが、2年ぶりに網走湖にやって来たゴマフアザラシです。
体を捻って柔軟体操? あくびをしたり、様々なポーズを見せてくれました。
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流氷のほうは網走周辺では岸から離れたままですが、今日はちょっとまた近付いてきました。
「おーろら」は全速力で沖の流氷に向かい、ぎりぎり流氷クルーズが出来ているようでした。

濤沸湖湖畔の丘から見た様子
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北浜の自宅の窓から見た様子
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明日はまた離れちゃうかも・・・。
 

今日の能取岬

2011/02/06 17:55
 
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3日に一旦離れた流氷、北浜周辺では一部の岸に張り付いたものを除き、大海原が広がり、その中に大小の流氷片がまばらに漂っている状況。

でも場所によってはさりげなく戻って来ており、「おーろら」は今日(6日)も全便流氷の中を航行しています。
そして能取岬はしっかりと戻って来ていました。
写真は今日正午頃の能取岬です。


そして岬西側の様子。
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さて、この能取岬、気温が低いまともな冬だとこのように積雪が少なく、地面が露出している事も多くなります。
そして暖冬だとこの岬は積雪が多くなるのです。
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どういうことかと言いますと、オホーツク海に突き出しているこの岬、冬型の気圧配置が続くまともな冬は北西の風が強い日が多く、気温が低いと降る雪も乾いた軽い雪になります。
雪が降ってもその強風で吹き飛ばされ、あまり積もらないのです。
その代わりどっかに大きな吹き溜まりが出来たりもしますが。

で、暖冬だとその北西の強風があまり吹かず、更に気温が高いと湿った重い雪が降ったりして吹き飛ばされずにそのまま積もり、凍ります。
ですからこの写真のように岬の積雪が少ない冬は網走本来の冬であり、流氷も比較的順調であることが多いのです。

ですから今流氷が離れている所もまた近いうちに戻って来ると思い、さっき予報を見たら・・・。

これから明日にかけて強い南風が吹くだとぉ~!

予報が本当に当たったらこの能取岬周辺も青い海になってしまいそうです・・・。
 

離れちゃった

2011/02/04 17:54
 
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昨日(3日)から暖気が入り、流氷が離れちゃいました。
それでも所々で座礁したり、地形的にはまり込んだ一部の流氷が残っています。
写真上は今朝(4日)8時20分頃に北浜駅展望台から西方向(市内)を見たところ。
下は同じく東方向(斜里方面)を見たところ。

一部岸に張り付いた流氷が残っているものの、青い海が広がってしまっています。

しばらく最高気温が0度に届かない真冬日が続いていましたが、気温も上昇し、昨日(3日)の最高気温は+3.4度、今日(4日)は+4.3度まで上がりました。



昨日、海岸を歩いて岸に張り付いている流氷のそばまで行ってみました。
小さな流氷が重なり合って盛り上がっています。
沖に離れたとはいえ、離れた流氷もすぐ近くに居ますから、波はほとんどありません。
静寂な海岸ですが、耳を澄ますと、残された流氷がかすかに軋む時に発する「ギィーッ」「キューッ」という流氷の鳴き声が聞こえました。
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この時期のオホーツクの海岸を歩く時に注意しなければいけないこと。
このように細かい流氷片が無数に打ち上げられ、その上に雪が積もっています。
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歩く時はゆっくり一歩一歩足で探りながら歩かないとこんなふうに滑ったり、つまずいたりします。
急いで歩くとほぼ確実に転びます。
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今日午後の北浜を通る国道244号線。
気温上昇でびしょびしょでした。
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明日からはまた寒くなるようです。
流氷もそれほど遠くまで離れたわけではありませんので、数日中には戻ってくると思うのですが・・・。
 

今日の流氷

2011/02/01 18:01
 
今日も網走は晴天。
最低気温は-9.9度、最高気温は-7.2度でした。


今日の流氷の様子です。
先ず市内でオホーツク海を望む高台の公園から14時頃撮影したもの。網走港と鱒浦漁港の間です。
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いつもの北浜駅展望台から15時頃、市内方向を向いて撮影です。
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所々開水面があったり、場所によって離岸したりしている所もありますが、遠く離れているわけではありません。
欲を言えば、昔のようにもっとゴツゴツした流氷であったらと思いますが、流氷を見に来られる多くのお客様に感動していただける状況だと思います。
流氷の中に青い開水面があるのもコントラストがあってそれはそれで美しいと思います。

ただ予報では明後日(3日)から気温が上がると言っているのがちょっと気がかりですが。
 

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プロフィール

金指 功(かなざし いさお)

  • Author:金指 功(かなざし いさお)
  • 2004年に埼玉県からウトロのホテル勤務を経て網走に移住。
    2007年2月から網走自然ガイド「オホーツク遊楽倶楽部」として網走の自然の魅力を伝えてきました。
    そして2013年、オホーツク遊楽倶楽部は網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」に生まれ変わり、新たな出発をしました。

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