オホーツクだより

網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」オーナーブログ

今の網走

2010/03/31 21:23
 
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東京など、関東以南からは桜の話題が聞こえてきます。
網走も長い冬が終わり、まだ時々雪が降る事もありますが、それでも雪融けは進み、今の網走は冬から春へと移り変わりつつあります。

写真は昨日(30日)の網走郊外の様子です。
キタミフクジュソウも咲いています。

今日の網走の最低気温は-4.3度、最高気温は+6度でした。
天気予報だと明日の最高気温は+12度までなるとか。


私の冬のガイドプログラム「スノーシューで歩く森と海岸ツアー」は今シーズンは終了とさせていただきます。
この冬ご参加してくださったお客様、まことにありがとうございました。

もうひとつの「オジロワシ・オオワシウオッチング」は4月4日まで催行いたしますので宜しくお願いいたします。


 

美幌博物館「ザリガニの暮らし」展が始まります

2010/03/23 20:15
 
日頃お世話になっている美幌博物館で、3月28日(日)から企画展「ザリガニの暮らし」展が始まります。

これまでもこのブログで時々お伝えしてきましたが、網走、美幌など、この地域には絶滅危惧種のニホンザリガニが少ないながらも生息しており、美幌博物館では美幌町内におけるニホンザリガニの調査研究を続けています。
また、そのニホンザリガニと競合するなど、在来の生態系に影響を及ぼすため特定外来生物に指定されているウチダザリガニが、美幌博物館の調査活動の中で2008年5月に網走川水系では初めて確認され、環境省の認可を受けて同年8月から防除(駆除)作業を行っています。

今回の「ザリガニの暮らし」展はこれまでの調査研究活動を踏まえて、ニホンザリガニの生態、人間との関わり等についてや、ウチダザリガニの防除作業の経過等を模型、標本、ジオラマなどを用いて一般の人にも分かりやすく紹介するものです。

先月初めから模型、ジオラマなどの製作が始まり、私もガイドの無い日など、時間がある時に作業に参加してきました。2007年の「松浦武四郎」展の時もそうでしたが、今回も模型やジオラマは私達素人の手作りです。
私は流氷シーズン中だったこともあり、大した働きはできませんでしたが、他の学芸協力員の方々が細かいところにも拘って作り上げて下さりましたので、機会があればぜひ美幌博物館に足を運んでいただければと思います。

写真は先月、製作中のものです。
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5月30日(日)まで開催しています。
女満別空港からは車で15分くらいなので、ゴールデンウイークなど、観光で来られる方もぜひご覧下さい。




 

まもなく春

2010/03/18 20:54
 
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今日の網走の最低気温は-7度、最高気温は+3.4度でした。
朝晩はまだ氷点下になりますが、日中はプラスになる日も多くなりました。

雪融けも進み、網走の各湖の氷も日毎に融けて来ています。
写真は濤沸湖の東側です。


網走湖のワカサギ釣りは今度の3連休、22日で終了ですが、終了するのがもったいないくらい、今でも好調に釣れていますよ。
 

海明け

2010/03/15 16:44
 
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今日15日、網走地方気象台から「海明け」が発表されました。
今年の海明けは2月22日だったそうで、平年より30日、昨年より9日早いとのことです。

「海明け」とは「全氷量が5割以下になり、かつ沿岸水路ができて船舶の航行が可能になった最初の日」とされており、過去にさかのぼってその日がいつだったかを決めて発表されます。

この後「視界内の海面で流氷が見られた最後の日」とされる「流氷終日」が発表され、今年の「流氷期間」が決まります。


先日12日に少しだけ流氷が戻って来ましたが、翌日には車が揺さぶられるほどの強い南風が吹き、流氷はかなり遠くまで押し流されてしまったようで、また戻ってくるのはちょっと厳しそう・・・。


写真は今日午後に北浜駅展望台から撮影したものです。

今日の網走の最低気温は-6度、最高気温は+2度でした。
明日は+8度まで上がるとの予報です。
 

流氷少しだけ戻りました

2010/03/12 19:38
 
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10~11日の低気圧は結局大したことはありませんでした。それでもしばらく強い北風が吹いたので、流氷の戻りも期待したのですが、それも思ったほどではなく、ちょとがっかり・・・。

それでも小さな流氷群が少しだけ網走沖に戻ってきましたよ。
流氷群というよりもはぐれ氷がちょっと集まったようなものですね。

写真は3枚とも今日午前中に撮影したものです。上から天都山の流氷館展望台、能取岬、北浜駅展望台からです。
「おーろら」はだいぶ遠出してなんとかぎりぎり流氷の中を航行できていたようです。


明日は強い南風が吹くそうで、流氷もまた見えなくなってしまいそうです。
 

久しぶりの知床

2010/03/08 19:16
 
今日の網走の最低気温は-10度、最高気温は-2.6度、先日まで暖かい日が続いていましたが、ちょっと寒さが戻ってきました。

流氷情報を見るとすっかり沖に去っていた流氷の一部が何気なく知床へ近付いてきており、今日はガイドの仕事も無く天気も良かったので今年になって初めてウトロへ行ってみました。

相変わらず薄くて貧弱なものですが、小さな流氷群が近くまで来ていました。
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歩道を歩くキツネさん
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角が生え変わる途中の1本角の若いオスジカ。
オスジカはこれから4月にかけて昨年の角が脱落します。その後皮を被った袋角と呼ばれる新しい角が生えてきます。
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濤沸湖の湖畔では今月になり、ガンの仲間のヒシクイの姿を見るようになりました。
本州各地での越冬を終え、シベリア方面へ帰る途中に羽を休めているのです。
濤沸湖は2005年11月にラムサール条約に登録されましたが、それはこのように渡り鳥たちにとってとても大切な休憩場所である事が大きな理由です。
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今年の流氷はもう戻りそうに無く、終わったと思っていましたが、天気予報では10日から11日にかけて大荒れとのこと。猛吹雪などに注意しなければなりませんが、オホーツク海側各地で流氷の再接近、接岸の可能性が出てきました。
 

タンチョウが戻ってきました

2010/03/03 19:17
 
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先週から日中の気温がプラスになる日が多くなり、雪融けが進んでいます。今日(3日)の網走は曇り時々晴れ、最低気温-5.7度、最高気温+0.2度でした。

上の写真は昨日(2日)の北浜、白鳥公園です。
濤沸湖の氷も少しずつ融けて来ました。

そんな白鳥公園で昨日の早朝、タンチョウ4羽が氷が融けた所をゆっくりと歩きながら餌をついばんでいる姿を見る事ができました。
毎年濤沸湖で繁殖しているつがいと昨年生まれた幼鳥2羽です。
冬の間は鶴居、釧路方面の給餌場に行っていますので、私にとっては昨年11月以来の再会ですが、いつもの年より10日以上早いお戻りだと思います。

以下の写真は今朝撮影したものです。
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2羽で写ってる写真、右が親鳥で左が昨年生まれた若鳥です。
親子4羽とも健在なのはいいのですが、ちょっと疑問も・・・。
普通、タンチョウはこれから繁殖期に入るため、この時期、前年育てた我が子に自立を促すために追い払います。
ちょっと悲しいですが、親子の別れを経て新たな繁殖に入るのです。

毎年濤沸湖で繁殖しているこのつがいも、今までは3月に戻って来るときは子どもは連れて来ませんでした。
昨日と今日観察した限りでは子どもを追い払うそぶりすらありません。
まだ実際の繁殖には早いので、そのうち追い払うのだと思いますが、親子揃って戻ってきたのはちょっと驚きでした。

このタンチョウ夫婦は一昨年まで2年連続で繁殖に失敗していますから、昨年、2羽とも無事育った我が子が可愛くて別れが惜しいのでしょうか・・・。


濤沸湖のタンチョウはいつもより早く戻って来ましたが、流氷はいつもより早く遠くに去ってしまったまま、戻ってきそうにありません。
本当にこのまま今年の流氷は終わりなのかな。
 

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プロフィール

金指 功(かなざし いさお)

  • Author:金指 功(かなざし いさお)
  • 2004年に埼玉県からウトロのホテル勤務を経て網走に移住。
    2007年2月から網走自然ガイド「オホーツク遊楽倶楽部」として網走の自然の魅力を伝えてきました。
    そして2013年、オホーツク遊楽倶楽部は網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」に生まれ変わり、新たな出発をしました。

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