オホーツクだより

網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」オーナーブログ

2月22日 一夜明けて

2009/02/22 18:28
 
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昨日の網走の猛吹雪による交通の麻痺はNHKの全国版のニュースでも報じられましたが、一夜明けて今日は穏やかな天気となりました。
網走を陸の孤島にした猛吹雪も、一つ置き土産を残していってくれました。
流氷をしっかりと押し付けてくれたのです。
19日に接岸した流氷も、網走港など、市街地の沿岸にはまだ開水面がありましたが、そこを埋めてくれました。

今日は荒天から一夜明けた流氷の写真をご覧下さい。


港外を航行するおーろら号。昨日の影響でまだうねりがあったため、午前中は欠航。
海上の調査のため乗客を乗せずに試運転してる様子です。
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昨日はどこかでじっとしていたのでしょう。オジロワシも気持ち良さそうに舞っていました。
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市内の海岸から。一面真っ白ですが、ここは間違いなく海です。
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2月21日 猛吹雪

2009/02/21 18:33
 
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今日の網走は発達した低気圧の影響で未明から猛吹雪となりました。
観光イベントの「あったか網走」も、ワカサギ釣り場ももちろん閉鎖となり、交通も国道39号、244号、238号などの主要道路が周辺各地で通行止となった他、JR石北線、釧網線も始発から終日運休になりました。
女満別空港発着の航空機も全便欠航、網走市内の路線バスも全面運休。

ま、一言で言えば今日の網走は陸の孤島になったわけです。
一冬に1~2回はこういうことがありますね。

こんな日は外に出ないのが一番ですが、今晩の食料が足りなくなってしまい、買い物に行かなければならなくなってしまいました。
目も開けられないほどの吹雪の中、車の周りにごっそり吹き溜まった雪の除雪を大汗かいて行い、
市内のスーパーへ。
写真はその時に撮った昼頃の市内の様子、道の駅の前です。ちなみに正午の気温は-8度でした。
除雪車がフル稼働してましたが、いくら除雪してもすぐにそこらじゅうに吹き溜まりができてしまう状態でした。

夕方になってようやく天気も回復してきましたが、今日は「あったか網走」夜の部も中止が決まっていて、私にとっては久しぶりにのんびりした夜を過ごす事ができます。

 

2月19日 網走流氷接岸

2009/02/19 17:39
 
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今月3日に流氷初日になったものの、その後流氷は沖を漂うばかりでしたが、今日、ようやく網走にも流氷が接岸し、網走地方気象台は「流氷接岸初日」を発表しました。
平年より18日遅く、昨年より24日も遅い接岸となり、観測史上2番目に遅い接岸だそうです。
一時は知人達と「今年はもう接岸しないのでは?」などと話したりしてましたが、とりあえずほっとしました。


網走港の周りは少し開水面がありますが、北浜ではこのような状況でした。
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背景の山は知床半島の海別岳です。
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おーろら号も賑わっていたようです。
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留学生達とおーろら乗船

2009/02/17 18:15
 
今年も北大をはじめとする札幌の外国人留学生との交流会が先週末14~15日の2日間行われました。

毎年この時期に留学生に網走に来てもらい、冬の網走を体験してもらいながら私達地元のボランティアとしてお世話をする人達との心と心の触れ合いを通して網走のファンになってもらおうというもので、私は今年で3回目のお手伝いとなりました。
私は英語など全くできませんが、過去2回お手伝いさせていただいて、言葉が通じなくても心は通じるものだということを経験しています。もちろん、ボランティアスタッフにも英語が出来る人はいますし、留学生の中にも日本語ができる人もいますが。

今年も自分の仕事の合間にボランティアでお手伝い、留学生達との楽しい2日間を過ごしました。

今年の参加者はエジプト、インドネシア、イギリス、ブラジル、ロシア、アルゼンチン、ボリビアから20人くらいでした。2回目の参加の人も居ました。
初日の14日、早朝夜行バスで網走に到着した彼らは日中、濤沸湖の白鳥公園、「あったか網走」や流氷館などで楽しんだようです。私はこの日は日中ガイドの仕事があり、夕方から夜の「あったか」の仕事に行くまでの間に参加。
毎年恒例の、留学生達がそれぞれの母国の料理を自分で作る夕食会が開かれました。
私は残念ながら夜の仕事のため、料理が出来上がるのを見る事無く「あったか」会場へ。
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翌15日は交流会のメインイベントである、天都山で開催された「歩くスキーの集い」に留学生達も参加。私もこの日は朝からお手伝いに加わりました。
皆不慣れな歩くスキーですが、楽しそうにスタートを待ちます。
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天気も良く、会場からは接近した流氷も綺麗に見え、7キロのコースを皆見事に完走。
スキーで歩きながら見た流氷が綺麗だったと喜んでいました。
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午後はいよいよ流氷観光船「おーろら」に乗船。今年の流氷は不調で、流氷の中を航行できない日も多いですが、この日はみんなの日頃の行いが良かったのか、流氷が近付いていたため、流氷の中を航行できました。
私も一緒に乗船。何度も乗っている私ですが、先月オープンした道の駅からは初めての出航でした。
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全速力で20分ほど走って流氷帯に突入!写真で見ての通り、私から見れば大変貧弱な、流氷といえば流氷ではあっても、薄い蓮葉氷の集まりですが、それでも留学生達にとっては生まれて初めて見る流氷です。もう皆大はしゃぎ!
何はともあれ、流氷を見てもらえて良かったです。
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夕方、私はまた「あったか」での仕事のため、夜行バスで札幌へ帰る彼らと別れました。
これも毎年の事ですが、情が移った彼らと別れるのはやはり寂しいものがあります。
みんなはやがて自分の国に帰りますが、それぞれの国で自分の友人達に網走での楽しい2日間の事を話してくれるでしょう。
大掛かりなイベントよりも、このような心の触れ合いこそが網走にとって意義のあることではないかと思います。
留学生の皆さん、どうぞお元気で。また網走に来てくださいね。



 

2月12日 漂着した流氷

2009/02/12 11:28
 
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一昨日(10日)、一時北浜付近にかなり近付いた流氷ですが、その後南風に変わり、また沖に離れてしまいました。
今日(12日)午前の時点では観光船おーろらも流氷帯には入れない状況でした。
依然として南風が吹いていますので流氷は更に離れてしまうでしょう。北寄りの風に変わればまたすぐに近付いてくると思いますが。

この写真は昨日(11日)北浜の海岸で撮影したものです。小さな流氷片が漂着していました。
日本一流氷に近い駅として知られる北浜駅を通るJR釧網線、毎年この時期に運転されている観光列車「流氷ノロッコ」号も多くの観光客の方々で賑わっていますが、早くまた流氷が戻ってきて欲しいものです。

とはいえ、冬の網走の魅力は流氷だけではありません。このブログでも紹介してきた可愛らしいアザラシや、大変大きく、迫力ある天然記念物のオジロワシ・オオワシを見ることもできます。
10日夜の「あったか網走」の会場は-16度まで冷え込み、とても綺麗なダイヤモンドダストが見られました。

私のガイドプログラム、「オジロワシ・オオワシウオッチング」、「スノーシューで歩く森と海岸ツアー」でもそんな冬の網走を楽しんでいただくことができますので、皆さんどうぞ冬の網走へ来て下さいね。

もちろん、流氷があればそれに越した事はありませんが。
 

2月9日 流氷寄ってきました

2009/02/09 18:38
 
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今日の網走の最低気温は-9.4度、最高気温は-4度でした。

流氷は沖を漂うばかりで網走にはなかなか近付かず、昨日は観光船「おーろら」も流氷帯には入れなかったようですが、今日は少し近付いてきたようです。
上の写真は今日の午後に能取岬で撮影したものです。

「おーろら」も今日はまた10分程度流氷帯の中を航行できたとのこと。
風次第ですぐにでも接岸できる位置にあり、今週中に網走にも接岸することを期待したいですね。


以下の写真は昨日撮影したいつもの網走湖湖口のゴマフアザラシです。
一昨日、この氷の上にまとまった人数の人が立ち入った事もあり、アザラシへの影響を心配して、昨日の朝様子を見に行きましたが、写真の通り、その可愛らしい姿を見せてくれてとりあえず一安心です。

相変わらず氷の上でお休み中。
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私に気付いてカメラ目線。
ここではアザラシも興味深そうな目で人間を見ています。
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私が手を振ったらアザラシも手を振り返してくれました!
偶然そんな仕草をしたのでしょうが、ここでは度々こんなふうに愛嬌を振りまいてくれます。
人間を信用してくれてるのかもしれませんね。地元のタクシー、バス、ホテルなどの観光関係者の他、一般市民にも知られている事もあり、多くの人が見に来ますが、これからも静かに見守りたいものです。
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一通り愛嬌振りまいたら、また眠くなったみたいでした。
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2月4日 流氷知床では接岸

2009/02/04 19:40
 
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昨日「流氷初日」が発表された網走ですが、今朝、天都山にあるオホーツク流氷館の展望台に行ってみました。上の写真が展望台から撮ったものです。うっすらと白く見えるのが分かりますでしょうか。
手前の建物は網走刑務所です。


昨夜も1月31日から開催中の「あったか網走」夜の部で働いていましたが、会場では西風が吹いており、これは知床に接岸するかもと思い、午後にウトロへ行ってみました。
予想通り、流氷の本隊から離れた小さな流氷群が遠音別川の手前からウトロにかけて接岸していました。
以下、今日知床に接岸した流氷をご覧下さい。

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2月3日 流氷初日出ました

2009/02/03 18:34
 
大変遅れていて心配していた流氷ですが、今日、網走地方気象台から「流氷初日」が発表されました。昨年より15日も遅い流氷初日となりました。
1946年の統計開始以来、3番目に遅い記録だそうです。
「流氷初日」とは視界内の海面上に初めて流氷が見られた日です。

数日前まではかなり離れていて、流氷初日が下手したら2月中旬になるのではと言われていましたが、この2~3日、北寄りの強風が吹いていましたので、一気に来るのではないかと期待していましたが、やはり来ましたね。

残念ながら写真は撮れませんでしたが、明日以降、今年初の流氷写真が撮れたらすぐにお見せしますのでお楽しみに。

 

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プロフィール

金指 功(かなざし いさお)

  • Author:金指 功(かなざし いさお)
  • 2004年に埼玉県からウトロのホテル勤務を経て網走に移住。
    2007年2月から網走自然ガイド「オホーツク遊楽倶楽部」として網走の自然の魅力を伝えてきました。
    そして2013年、オホーツク遊楽倶楽部は網走自然ガイド&旅人の宿「わしのとまり木」に生まれ変わり、新たな出発をしました。

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